チラシ広告の手法として「置きチラシ」があり、場所によっては無料でチラシを置いてもらうことも可能です。
費用を抑えられるという点では魅力的ですが、場所が限られる上に注意点もいくつかあります。
本記事では、無料でチラシを置いてもらう方法として可能な場所・交渉術・注意点について解説していきます。
置きチラシを前提とした効果測定の方法も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
【 目次 】
チラシを無料で設置してもらいやすい場所は?
冒頭で述べた通り、チラシを無料で置いてもらいやすい場所はありますが、その数は限られています。
置きチラシを効果的に実施するためにも、設置場所について正確に理解しておきましょう。
チラシを無料で設置してもらいやすい場所
チラシを無料で設置してもらいやすい場所について、具体的に紹介していきます。
一般的な候補となるのは、以下の4つです。
- 宿泊施設
- カフェや飲食店
- 大型の書店
- コワーキングスペース・レンタルスタジオ
それぞれの場所によって置いてもらいやすいチラシの種類があるため、個別に詳しく解説していきます。
宿泊施設
最初に紹介する設置場所は、宿泊施設です。
置いてもらいやすいチラシの種類は、地元に特化したグルメマップや周辺地域の観光施設に関するものです。
「チラシ持参で料金割引」といった割引サービスを付帯すれば、チラシによる集客効果もさらに期待できます。
カフェや飲食店
カフェや飲食店にも、無料でチラシを置いてもらえる可能性があります。
具体的なチラシの種類としては、地元のイベントに関するものです。
読み物となるようなフリーペーパーも、置いてもらえる可能性は高くなります。
集客効果が見込めるかどうかは、お店を訪れる客層に左右されるため、自社のターゲットと重なっているか事前調査が必要です。
大型の書店
大型の書店には、フリーペーパーの設置が可能なラックが用意されていることもあるため、依頼すれば無料でチラシを置いてもらえる場合があります。
コワーキングスペース・レンタルスタジオ
コワーキングスペースやレンタルスタジオにも、置きチラシを設置可能なスペースが見られます。
個人事業主が訪れる傾向もあるため、企業間取引となるサービスの宣伝に効果的だといえるでしょう。
スーパーやコンビニ、駅などに設置するためには
宣伝効果を発揮するためには、より多くの人が集まる場所に自社のチラシを置いてもらいたい場合もあるでしょう。
スーパーやコンビニ、駅などに設置するための方法についても紹介していきます。
こういった場所に置かれているラックは、個別の代理店が管理しています。
そのため、チラシを置きたい場合は、ラックを管理している代理店への問い合わせが必要です。
また無料で置くことはできず、月々で決められた料金を支払う必要があるため、注意が必要です。
たくさんの人の目に入る可能性はありますが、高額となるケースも見られるため、しっかりとした検討が必要でしょう。
無料でチラシを置いてもらう際の注意点とポイント
次に、無料でチラシを置いてもらう際の注意点とポイントについて解説していきます。
無料でチラシを置いてもらう際の注意点
無料でチラシを置いてもらう際の注意点は、以下の3点となります。
- 管理と補充は自社で対応
- チラシを置いてもらうまで時間がかかるケースもある
- 効果の予測は難しい
それぞれの項目について、順に解説していきます。
管理と補充は自社で対応
置いてもらうチラシの管理と補充は、自社で行うことになります。
無料で設置してもらうためには、依頼先にお願いすることはできません。
置きチラシの効果を正確に測定するためにも、枚数の増減についてはしっかりと把握しておきましょう。
チラシを置いてもらうまで時間がかかるケースもある
置きチラシを認めてもらえても、実際にチラシを設置するまでに時間がかかるケースもあります。
例えば、設置の認可自体にも時間を要する場合があるでしょう。
サービスを実施する期間が限定されているようなチラシの場合は、認可が間に合わない可能性もあるため、注意が必要です。
効果の予測は難しい
無料でチラシを置いてもらえる場所は、スーパーや駅と比べて多くの人が訪れる場所とはいいにくいでしょう。
そのため、チラシの視認率について予測が難しくなります。
最悪の場合、まったく目に触れない恐れもあるため、効果が見られない場合もあることに留意しましょう。
チラシを置いてもらう依頼をする際のポイント
続いて、チラシを置いてもらう依頼をする際のポイント2点について解説していきます。
常識的なマナーで真摯に要件を伝える
最初のポイントは、常識的なマナーで真摯に要件を伝えるということです。
チラシを置きたい目的や、地域に提供できる価値などについて説明します。
服装や言葉遣いに注意して、依頼先の代表者と直接交渉しましょう。
手紙やメールなどが不適切とはいえませんが、交渉は対面が基本となります。
置きチラシのメリットを提案する
置きチラシをすることにより依頼先にもメリットが生まれることを伝えると、相手との交渉が円滑に進むでしょう。
もし、チラシの内容と直接メリットがない場合は、依頼先の宣伝を提案するのもおすすめです。
チラシやブログ、SNSなどで紹介するといった条件を提示してみましょう。
置きチラシの効果を測定する方法
記事の最後は、置きチラシの効果を測定する方法についてです。
以下に提示している方法を実践し、しっかりとデータを分析することで、次の宣伝活動に活かしましょう。
チラシにクーポンや引換券を掲載する
最初に提示する方法は、チラシにクーポンや引換券を掲載するといった方法です。
クーポンや引換券の使用状況を見ることで、設置先でチラシを手に取ったことが明確に判断できるようになります。
設置先が複数あったとしても、クーポンや引換券の内容を変えることによって、エリアごとの宣伝効果を把握することも可能です。
チラシにQRコードやキャンペーンコードを掲載する
チラシにQRコードやキャンペーンコードを掲載しても、置きチラシから興味を持ってもらえたと判断できます。
アクセス解析ツールが必要になりますが、自社サイトに直接誘導することにもつながるため、集客目的にもおすすめの方法です。
サービスを使ってもらった人に対してアンケートを行う
サービスを使ってもらった人に対して、簡易的なアンケートを行うことで効果を測定する方法もあります。
アンケートの内容によって年齢・性別・活動エリアを知ることも可能です。
アンケート結果から、反応の具合を細かく分析できるため、その後の宣伝活動にもしっかり活かすことができます。
まとめ
チラシを無料で置いてもらえる場所は複数ありますが、どこでもいいという訳ではありません。
チラシのターゲットやサービス内容に合った場所に、設置をお願いする必要があります。
反対に、設置場所自体に問題がなくても、チラシのデザインがしっかりと考えられていなければ、宣伝効果は期待できません。
プリントアースでは、低コストによるチラシの印刷だけでなく、効果的なチラシを作成するためのデザインサポートサービスも用意しています。
また、チラシ作成後の宣伝方法として、新聞折込サービスやポスティングサービスについてもサポートしています。
チラシ全般についてお悩みの際は、ぜひプリントアースへお気軽にお問い合わせください。