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封筒印刷の糊やテープ加工に詳しく写真解説_アドヘア糊/アラビア糊/両面テープ

ビジネスシーンでよく目にする封筒印刷ですが、後作業を考え、いろいろな糊加工があることはご存知でしょうか。

自分の会社にある封筒が作業と照らし合わせて糊加工が必要なのか、間違った糊加工を選択していないか確認してもらうためにも封筒の糊について詳しくご説明します。

 

大きく分けると3つの糊加工が存在します。

  • 両面テープ加工
  • アドヘア糊加工
  • アラビア糊加工

 

まず両面テープ加工についてご説明します。

 

写真の通り、両面テープは封筒のベロ部分に両面テープが付いた状態で納品されます。

両面テープの剥離紙を剥がし、手で折り曲げ封緘します※封緘とは封筒のフタを閉じること

両面テープ加工のメリットは糊が乾燥しないので、比較的長期間置いていても糊が乾燥しないのが特徴です。

ある程度、封筒の印刷内容に変更がない場合など、大量印刷して保管しておくことも可能です。

 

 

次にアドヘア糊加工についてご説明します。

 

上の写真の通りアドヘア糊加工は封筒のベロ部分と胴体部分のどちらもに糊が剥き出しなっており、

フタを閉じた際に接着できます。両面テープの様にいちいち両面テープの剥離紙を

剥がさなくても良いので、作業効率が格段に上がります。

アドヘア加工のデメリットとしては糊が剥き出しになっているため、封筒を重ねて長期間

置いておくと勝手にくっついたり、大量印刷し、長期間(6ヶ月程度)置いておくと糊が

乾燥して接着しにくい場合があります。ただしアドヘア糊は作業効率が上がる優れものです。

 

 

 

最後にアラビア糊加工についてご説明します。

 

上の写真の通りアラビア糊加工は封筒のベロ部分に水糊を乾燥させたものが付いております。

一見するに、糊が付いていないようにも見えますが、うっすらとベロの箇所に付いています。

使用する際には切手のように水分をつけることで接着させることができます。

アドヘアと比較すると水をつけて接着させることは面倒な作業かと思いますが、自動封入機などで

封筒にチラシや資料を自動で封入する機械があり、その際に自動的に封緘するのに

このアラビア糊加工がよく使用されます。

アラビアのりはアドヘアのりと違い糊部分が乾燥しているため、水分で湿めることがない限り

接着しないため、長期保存することが可能です。

 

いかがでしたでしょうか。封筒の糊加工についても種類はたくさんあるので、封筒を発注する際には

封筒をどのように使うか、後作業のことも考え、糊付きにするのか、糊なしにするのか

糊付きの場合はどんな糊を選ぶのかなど考えて発注してもらえればと思います。

 

封筒を依頼する印刷会社によっては、一部の糊加工しか選べ無かったり、印刷はできなくて、

封筒のみしか取り扱っていない会社など様々な印刷会社があると思います。

印刷通販プリントアース では「両面テープ加工」「アドヘア糊加工」「アラビア糊加工」の糊加工については

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