プリントアースブログ

チラシ作成におすすめの用紙は6種類!特徴や厚みの選び方を解説

2024.11.08

チラシに使われている用紙の種類は豊富なため、どれを選ぶべきか悩む方も多いでしょう。

見た目のイメージや費用だけで印刷用紙を選んでしまうと、期待している広告効果が得られない場合もあるため、用紙選びには注意が必要です。

そこで本記事では、チラシ作成におすすめの用紙6種類をご紹介します。

また、チラシのイメージを左右する厚みの選び方、自宅で印刷する際の用紙の選び方についても解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。

 

チラシ作成におすすめの用紙は6種類!

 

まずは、チラシ作成におすすめの用紙6種類について、それぞれの特徴を解説していきます。

目的やターゲットに合わせて、チラシ作成に使う用紙の種類を選んでみてください。

 

①コート紙

コート紙は、チラシ作成に使用されている用紙の中でも基本的な種類です。

光沢のあるつやつやとした見た目が特徴で、発色性が高いため、写真やイラストを美しく再現できます。

ただし、筆記性はあまり高くないため、書き込みを想定したデザインには向いていません。

 

②マットコート紙

コート紙と並び、マットコート紙もよく使用されている印刷用紙の一つです。

光沢が抑えられているため、印刷された文字が読みやすいという特徴があります。

ただし、発色が若干沈んでしまうことから、写真やイラストをイメージどおりに印刷するのは難しいでしょう。

落ち着いた印象や高級感を出したい場合に、このマットコート紙がよく使用されています。

 

③上質紙

上質紙もチラシ向け印刷用紙として、定番の種類の一つです。

コピー用紙に似たような紙質で、少しざらついた手触りが特徴です。

筆記性がかなり高く、アンケートやメモ書きページを含むデザインに適しています。

一方、発色性は低いため、色鮮やかなデザインには向いていません。

 

④再生紙

再生紙とは、古紙を原料にして作られた印刷用紙のことを指し、白色度が古紙の配合率によって上下します。

再生紙には、コート・マットコート・上質の3つの質感があり、用途によって選択が可能です。

資源の有効利用に貢献できるため、リサイクルを意識する消費者へのイメージアップにつながります。

 

⑤高級紙

高級紙は、手触りや白色度などを特化させた印刷用紙で、一般的な用紙では持ちえない柔らかな質感が特徴です。

単に白色度が高いわけではなく、使い方によっては、ナチュラル・青味がかった白・自然な白など、与えるイメージも豊富にあります。

 

⑥特殊紙

特殊紙は、手触り・性質・見た目などにおいて、ほかにはない特徴を持った印刷用紙です。

上質紙にさまざまな色を付けた「色上質」や、光沢のある紙の裏面だけを上質にした「裏上質」などがあります。

パール調・ヴィンテージ調・レトロ感・半透明・和紙風など、幅広い選択肢がある印刷用紙です。

 

チラシ用紙の厚さの種類と選ぶポイント

チラシ印刷の用紙を選ぶ際は、用紙の厚みにも注意する必要があります。

用紙の厚みによって、印刷にかかる費用や与えるイメージが異なるためです。

なお、印刷用紙の厚みは「連量」と言われており、規定された寸法の紙を1,000枚重ねたときの重さ(kg)で表示されます。

それでは、チラシ印刷用紙の厚さの種類と、選ぶポイントを解説していきましょう。

 

費用を抑えたいなら58kg前後

費用を抑えたい場合は、58kg前後の用紙がおすすめです。

1枚当たりの厚みが薄く安価なため、印刷費用を抑えられます。

ただし、薄手の紙であることから耐久性に欠け、デザインによっては裏面が透けて見えるなどのデメリットもあるため、注意が必要です。

 

大量印刷におすすめの70kg

折込チラシのように大量印刷が必要ならば、70kg前後の用紙がおすすめです。

薄手の部類に入るため、印刷費用を抑えながら大部数を印刷できます。

実際に、新聞向けの折込チラシとしては、定番とされている印刷用紙です。

 

一般的な厚みの90kg

一般的な厚みを求めるなら、90kgの用紙を選ぶと良いでしょう。

コピー用紙と近い厚みであるため、シワが入りにくい仕様です。

汎用性が高く、幅広い用途で使える厚みといえます。

 

高級感のある110kg

高級感を出したい場合は、110kgの用紙がおすすめです。

チラシに使うには厚手の部類に入り、リーフレットとしても使用できます。

ただし、厚みが110kg以上になると、折込チラシとしての適性は下がってしまい、対応が不可となるか、追加の料金がかかる可能性があるので注意しましょう。

 

情報量を増やしたいなら135kg

伝えたい情報量を増やしたいならば、135kgを検討してみましょう。

折り加工を施す上で適した厚みで、サイズの大きい用紙を選択できます。

なお、通常のチラシ作成に使われることは少なく、リーフレットやポスターなどに利用されることが多いです。

 

自宅でチラシを印刷するときの用紙の種類

 

自宅でチラシを印刷する場合は、使える用紙の種類が異なります。

以下の表にまとめたので、参考にしてみてください。

 

光沢紙(写真用)

・インクジェットプリンターで印刷可能

・光沢あり

・写真を鮮やかに再現

・レーザープリンターは使用不可

インクジェット用マット紙

・光沢は抑えめ

・上品な仕上がり

・通常のマット紙はインクジェットプリンターに使用不可

コート紙

・レーザープリンターならば印刷可能

・レーザープリンターは色の再現性に劣るので注意

 

それぞれの用紙の特徴を把握して、スムーズに印刷しましょう。

 

まとめ

 

チラシ印刷におすすめの用紙は、コート紙・マットコート紙・上質紙など、全部で6種類あります。

チラシのデザインや求める雰囲気、チラシを配布したいターゲットに合わせて、適した用紙と紙厚を選択しましょう。

チラシ作成や用紙の選択でお悩みの場合は、ぜひプリントアースまでご相談ください。

経験豊富な印刷のプロがしっかりとサポートいたします。

人気の印刷商品

印刷商品一覧を見る