プリントアースブログ

チラシを手書きする際のポイントまとめ!具体的な手順から注意点まで解説

2024.10.03

手書きチラシの作成はパソコンがなくても挑戦できるうえに、アイデア次第ではデザインチラシよりも効果的な場合があります。

ですが「チラシを手書きで作成したいけれど、具体的な手順がわからない」と思う方も多いのではないでしょうか。

本記事では、チラシを手書きで作成する際の手順・注意すべきポイントなどを解説していきます。

さらに、難易度が高い白黒チラシの作成ポイントも紹介していくので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

チラシを手書きするメリット

 

パソコンで作成したデザイン性の高いチラシよりも、手書きチラシが上回る要素はどこにあるのでしょうか。

まずは、チラシを手書きするメリットについて解説していきます。

 

読み手の抵抗感をなくせる

手書きチラシは、読み手の抵抗感をなくせる点がポイントです。

手書きによる温かみや楽しさは、見る人に安心感や親近感を抱かせます。

そのため、商品やサービスの売り込みといったイメージを消失させ、心理的な警戒を解くことが可能です。

 

希少性から目立つチラシになる

パソコンを使ったデザインツールが普及しているため、手書きチラシの存在は減少傾向にあります。

ゆえに、その希少性から目立つチラシになる点がメリットです。

ほかのチラシに埋もれた状況でも、人の目に触れる可能性は高いでしょう。

 

チラシ作成の費用を削減できる

手書きチラシであれば、以下の理由でチラシ作成の費用を削減できます。

 

  • デザイン業者に依頼する必要がない
  • 手書きのため何度でも修正・テストができる
  • モノクロで書けば印刷費を削減できる

 

よって、チラシ作成にかけるコストを抑えたい方にも、おすすめの手段です。

 

チラシを手書きする際の手順

 

次に、チラシを手書きする際の手順について、解説していきましょう。

具体的な手順をまとめると以下のようになります。

 

  1. 事前にターゲットや掲載する情報を整理しておく
  2. デザインのラフを作る
  3. チラシの下部から文字を記載していく
  4. 強調部分の文字装飾をしていく

 

各項目の内容について、詳しく解説していきます。

 

①事前にターゲットや掲載する情報を整理しておく

パソコンでチラシを作成する際も同様ですが、まずはチラシのターゲットや掲載する情報の整理から始めます。

 

ターゲットがデザインの方向性を決める

チラシを見てもらいたいターゲットを明確にすることで、デザインの方向性が決まります。

ターゲットの年齢や性別などによって、チラシの全体イメージや掲載すべき情報が変化するからです。

女性が対象なら可愛らしいイメージ、お年寄りが対象ならフォントは大きくなど、ターゲットによって最適なチラシデザインは異なります。

 

掲載すべき情報は3種類に分けて用意する

掲載すべき情報は3種類に分けて用意しておくと、デザインがしやすくなります。

具体的な内容については以下のとおりです。

 

  • 注目を引く情報(キャッチコピー・メインタイトル・イラスト)
  • 興味を引く情報(商品やサービス・価格・イベント内容)
  • 行動を促す情報(店舗情報・Webサイトへの導入経路)

 

②デザインのラフを作る

情報の整理が終わったら、デザインのラフを作成していきましょう。

チラシと同じサイズの用紙に、タイトルやキャッチコピー・イラスト・店舗情報などを、ブロックで配置していきます。

おおよその配置が決まったら、鉛筆を使っておおまかにテキストを下書きしていき、デザインのラフを完成させましょう。

 

③チラシの下部から文字を記載していく

ラフが完成したら、具体的なテキストを書いていきます。

整理した情報を過不足なく記載するために全体のバランスを見つつ、チラシの下部から文字を記載していきましょう。

特に、チラシの下部に配置されやすいのは店舗情報で、実際にアクセスしてもらうために必要な情報です。

上部のデザインから書いてしまい、下部に配置する重要な店舗情報のスペースが狭くなってしまうことを防ぐためです。

見やすさを意識しながら鉛筆で下書きをし、そのあとに清書して各部分のテキストを完成させていきます。

 

④強調部分の文字装飾をしていく

最後に、強調したい部分の文字装飾を進めていきます。

具体的には、囲み・塗りつぶし・色付け・下線・イラストなどを使って、さまざまな装飾を加えていきましょう。

すべての工程を終えたら、手書きチラシの作成は終了です。

 

パソコンで手書き風チラシを作成するポイント

 

実際に手書きをせずに、パソコンを使って手書き風チラシを作成することもできます。

パソコンを使った手書き風チラシ作成のポイントを、解説していきます。

 

手書きフォントを使って雰囲気を出す

手書きの雰囲気を出すために使いたいのが、インターネットから入手できる手書きフォントです。

さまざまな手書きフォントが存在しているので、作成するチラシのイメージに合ったものを選択しましょう。

 

手書きの線を表現するために図形機能を利用する

パソコン上で手書きの線を表現するために使えるのが、Wordに搭載されている図形機能です。

多少のコツが必要ですが、図形機能にある「曲線」を利用すれば、手書きの線を表現できます。

 

使用色数は2種類~3種類に抑える

たくさんの色を使うと混沌とした印象になるだけでなく、手書き感もなくなってしまいます。

多数の色を使用するのはデザインの面からも統一感がなくなってしまうため、カラーは2種類~3種類程度に抑えておきましょう。

また、配色の基本となる「6:3:1ルール(メインカラーを6割・補色を3割・アクセントカラーを1割)」を意識してデザインしてみてください。

 

手書きによる白黒チラシを作成する際のポイント

手書きチラシの中でも作成する難易度の高い、白黒チラシについて解説します。

白黒チラシはモノクロ印刷になるため、費用を抑えたチラシの作成が可能です。

コストを抑えられ、かつ希少性も高いので、目立つチラシへと変貌させることもできます。

白黒チラシを作成する際に押さえておきたいポイントを解説していきます。

 

チラシの内容と合っているか熟考する

まずは、モノクロが与える地味な印象と、チラシの内容が合っているかを熟考する必要があります。

高級感や信頼性を打ち出したい場合には適していないため、注意しましょう。

 

地味さや単調さを感じさせないデザインを目指す

先ほど述べたとおり、モノクロが与える印象は地味で単調です。

したがって、ネガティブな印象にならないように、インパクトのあるデザインが必要となります。

装飾を工夫して、メリハリのあるデザインを目指しましょう。

 

レイアウトと余白を工夫する

白黒チラシの場合、レイアウト上の区切りが明確になりにくい傾向です。

ゆえに一般的なカラーチラシと比べて、よりレイアウトと余白を工夫する必要があります。

読みやすさと目を引く装飾のバランスに注意して、チラシ作成を進めてみましょう。

 

まとめ

 

手書きチラシは、読み手の抵抗感をなくしたり、希少性から目立ったりするなどのメリットがあります。

しかし、手書きならではの注意点もあり、知識とスキルが必要な点は、パソコンで作成するチラシデザインと同様です。

一方で、手書き風チラシならばパソコンを使ってデザインできます。

もし、チラシ作成に自信がない場合は、プロに依頼するのも1つの手段です。

プリントアースのチラシ印刷では手書風デザイン作成サービスもご利用いただけるので、手書きチラシでお悩みの場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

人気の印刷商品

印刷商品一覧を見る