「フライヤー印刷とチラシ・ビラの印刷、なにが違う?」「販促物としての効果に違いはあるの?」
チラシ印刷に関わる方のなかには、このような疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。
本記事ではフライヤーの語源・意味から販促物としての効果まで詳しく解説します。
マーケティングの手段のひとつとしてフライヤー印刷を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
【 目次 】
フライヤー印刷の「フライヤー」とは
まずはフライヤー印刷の「フライヤー」という言葉についてです。
言葉の語源や意味、現代における役割など、基本となる情報について解説していきます。
語源
フライヤーの語源はFlyer(Flierとも)で、チラシ・ビラの類をはるか上空からばらまいたことに由来します。
古い時代では印刷物を航空機で配布する光景が日常的に見られたため、情報を拡散するための印刷物は総じてフライヤーと呼ばれていました。
現在の意味
現在の印刷物は安全上の理由で空から配布されることはなくなりましたが、フライヤーという言葉は残っています。
店先のラックに置いてある印刷物やポストに投函される広告物、イベント情報を拡散する持ち帰り用の情報媒体などが特にフライヤーと呼ばれる傾向です。
フライヤーの現代的な役割
過去のフライヤーもエリアを限定して航空機により配布していましたが、現代的なフライヤーはより特定の範囲に情報を拡散する目的で用いられています。
一般的なチラシやビラよりもターゲットを絞って、より魅力的に情報を見せるのがフライヤーの役割と言えるでしょう。
【チラシとビラ】フライヤーとの違いはここ
次にフライヤーとチラシ・ビラの違いについて解説していきます。
実はこれら3種に明確な線引きはありません。
しかしながら印刷物の利用目的や使い方によって、ある程度区別することが可能です。
チラシはより多くの人を対象としたもの
チラシはより多くの人を対象に情報を拡散する目的で利用されます。
代表的なものは新聞の折り込み広告や、駅前・街頭で配布される印刷物です。
印刷の価格も安価な傾向で、幅広い業種によってバラエティーに富んだ用いられ方をする広告媒体になります。
印刷部数が多い場合は、コストを抑える目的で薄い紙が使用される傾向です。
ビラは一般的に掲示物を指す
次にビラについてですが普通のチラシを指してビラと呼ばれることも多く、両者にはっきりとした違いはありません。
そのなかでも掲示物として張り出されているものを、ビラと呼ぶことが多い傾向です。
所説あるビラの語源(擬態語のびらびら)から、薄い紙に印刷するケースが多く見られます。
カラーで刷られることが少なく、フライヤーやチラシに比べてコストも抑えられることが特徴です。
フライヤー印刷の魅力
最後にフライヤー印刷の魅力、広告媒体として選択するメリットについて解説します。
詳しい説明の前に、その内容をまとめました。
- 情報提供のタイミングが狙いやすい
- ピンポイントでマーケティングを実行できる
- 情報が広がりやすく興味度が高まりやすい
- 幅広い用途がある
情報提供のタイミングが狙いやすい
そもそもフライヤーはターゲットを絞った広告媒体なので、情報の認知率は高くなる傾向です。
そのため情報提供のタイミングが狙いやすく、即効性の高い宣伝効果を狙うことができます。
具体的な例で示すと金曜日に広告物を配布し、週末のイベント集客を狙うといったケースです。
ピンポイントでマーケティングを実行できる
フライヤーはテレビやWeb広告と違って、範囲を絞ったマーケティングが可能です。
地域密着型のサービスに最適な広告手段と言えるでしょう。
飲食店や美容院、学習塾などは、アクセスのしやすさを全面に出して情報提供できるメリットがあります。
情報が広がりやすく興味度も高まりやすい
フライヤーの多くは携帯性の高いサイズのため、手に取ってもらえた時点で持ち帰ってもらいやすいです。
手に取った人物からさらに複数の目に触れるため、情報が広がりやすい傾向にあります。
家に置いてあれば何度も目にすることから、興味度も高まりやすいでしょう。
幅広い用途がある
フライヤーの魅力をまとめてみると、幅広い用途があります。
それは、手渡しによる配布・ポストへの投函・店舗からの持ち帰り用などです。
情報伝達のタイミングやターゲットのピンポイント化など、用途によってマーケティングの効果を自在に操作できる可能性があります。
フライヤーは、幅広い用途があることが最大の魅力と言えるのではないでしょうか。
まとめ
フライヤー印刷の基本情報からチラシやビラとの違い、販促物としての魅力について解説しました。
テレビやWebなど情報の拡散度が高い広告手段は複数あるものの、フライヤー印刷にもほかにはない独自のメリットがあります。
特定の見込み客に絞って情報を魅力的に見せること、これこそがフライヤー印刷で得られる効果と言えるでしょう。
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