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両面フルカラー印刷ポリ袋で販促効果が劇的アップ!メリットを徹底解説

最終更新日:2025.12.09

本記事では、イベント主催者さまや展示会に出展される企業さま、実店舗を運営する販促・マーケティング担当の皆さまに向けて、両面フルカラー印刷のポリ袋がどんな販促効果を生むのかをわかりやすくご紹介します。
まだ対応できる業者が多くないことから、両面印刷ならではの希少性と目を引く訴求力が、大きな認知アップにつながる点についても丁寧にお伝えしています。

 

 

両面フルカラー印刷ポリ袋が注目される背景

ポリ袋は単なる商品の持ち運びツールではなく、企業のブランドイメージを伝え、販促効果を高める「歩く広告塔」として注目されています。特にイベントや店舗では、顧客が持ち帰る袋がそのまま宣伝媒体となるため、そのデザインや印刷の質が重要視されています。

 

両面フルカラー印刷ポリ袋の基礎知識

 

ポリ袋印刷の代表的な方法

ポリ袋の印刷方法には、主に以下の3種類があります。

  • ◼︎グラビア印刷
    • 最も一般的な印刷方法で、インクが袋に馴染むような美しい仕上がりが特徴です。フルカラー印刷も可能で、複雑なデザインの再現度が高いですが、色数が増えるほど版代がかかります。大ロット(1000枚以上)の印刷に適しています。
  • ◼︎UVオフセット印刷
    • 紫外線を活用し、インクを瞬時に硬化させる印刷技術です。速乾性に優れており、短納期での対応が可能です。フルカラー印刷も鮮明で、版ズレが少なく、比較的安価に制作できます。300枚から2000枚程度の中ロットに適しています。
  • ◼︎シルクスクリーン印刷
    • メッシュ状の版にインクを塗る手作業の印刷方法です。版作成のコストが低く、小ロット(100枚から1000枚)で安価に印刷できます。発色が良く、輪郭がくっきりとした仕上がりになりますが、グラデーションや濃淡の表現はできません。

 

両面印刷と片面印刷・モノクロ印刷の違い

通常の片面印刷やモノクロ印刷と比較して、両面フルカラー印刷は以下の点で優れています。

  • ◼︎視認性と情報量の向上
    • 両面に異なるデザインや情報を印刷することで、より多くのメッセージを伝えられます。例えば、片面にはロゴ、もう片面にはイベント情報を入れるなど、多角的なアプローチが可能です。
  • ◼︎訴求力の強化
    • フルカラー印刷は、写真やグラデーションなどの複雑なデザインを鮮やかに表現できます。これにより、ブランドイメージをより魅力的に伝え、受け取る人に強い印象を与えます。
  • ◼︎認知度の拡大
    • 持ち歩かれる際に両面から情報が発信されるため、より多くの人の目に触れる機会が増え、ブランドやイベントの認知度向上に繋がります。

グラビア印刷でフルカラー両面印刷を行う場合、CMYKの4色に加えて下地の白を含め、合計8版が必要となるため、片面印刷に比べて費用が高くなる傾向があります。しかし、UVオフセット印刷では、版代不要で小ロットかつ短納期で対応可能な場合もあります。

 

 

ポリ袋の種類と形状(手穴・レジ袋・ショルダーほか)

ポリ袋には様々な種類と形状があり、用途に合わせて選ぶことができます。

  • ◼︎手穴ポリ袋(小判抜き袋)
    • 持ち手が楕円型にくり抜かれたシンプルな形状で、イベントや展示会、アパレルなどで幅広く使用されます。LDPE素材が多く、柔らかく光沢があります。
  • ◼︎レジ袋
    • HDPE素材が多く、シャカシャカとした質感で引っ張りに強いのが特徴です。食品関係やお土産品の持ち帰りに適しています。
  • ◼︎ショルダータイプ
    • 紐で肩にかけられるタイプで、アパレルショップのショッパーやスポーツチームのグッズなどに人気です。
  • ◼︎巾着袋
    • 口を絞れるタイプで、商品のパッケージやノベルティ入れに最適です。
  • ◼︎宅配袋タイプ
    • 通販用におすすめで、蓋の部分に糊が付いており簡単に封ができます。

これらの形状に加えて、底マチやサイドマチの有無、素材の厚み、透明度なども選択可能です。

 

イベント・展示会・店舗における活用シーン

 

実店舗での販促活用事例

実店舗では、商品の購入時に渡すショッパーとして両面フルカラー印刷ポリ袋が活躍します。

  • ◼︎ブランドイメージの向上
    • 店舗のロゴやブランドカラーを両面にデザインすることで、顧客が店を出た後もブランドをアアピールし続けます。
  • ◼︎新商品やキャンペーンの告知
    • 片面にロゴ、もう片面には新商品の情報や開催中のキャンペーンを印刷することで、顧客への情報提供と購買意欲の喚起に繋がります。
  • ◼︎再来店促進
    • QRコードを印刷してSNSやオンラインストアへの誘導、次回使えるクーポンの告知などを行うことで、再来店を促せます。

 

展示会・イベントでの集客活用例

展示会やイベントでは、配布資料を入れる手提げ袋として両面フルカラー印刷ポリ袋が効果的です。

  • ◼︎ブースへの誘導
    • ブース番号やメインコンテンツを両面に大きく印刷することで、来場者の注目を集め、ブースへの誘導を強化します。
  • ◼︎企業イメージの伝達
    • 企業のミッションやビジョンを印象的なデザインで表現し、来場者の記憶に残る企業イメージを築きます。
  • ◼︎回遊率の向上
    • イベント会場で持ち歩かれることで、通りすがりの来場者にも企業の存在をアピールし、ブースへの回遊を促します。

 

業種別の利用アイデア

両面フルカラー印刷ポリ袋は、様々な業種で活用できます。

  • ◼︎アパレルショップ
    • 最新のコレクションやブランドの世界観を表現したデザインで、ファッションアイテムとしての価値を高めます。
  • ◼︎コスメ・美容業界
    • 商品の魅力的なイメージ写真や、新製品の情報を掲載し、美意識の高い顧客層にアピールします。
  • ◼︎飲食店(テイクアウト・デリバリー)
    • メニューの一部やSNSアカウントを印刷し、テイクアウト利用客に次回の来店やオンライン注文を促します。
  • ◼︎企業・学校
    • 企業ロゴや学校のキャラクター、スローガンなどを印刷し、説明会やオープンキャンパスでの配布資料入れとして活用することで、認知度向上とブランディングに貢献します。

 

両面フルカラー印刷の販促効果

 

視認性・訴求力の向上と認知拡大

両面フルカラー印刷のポリ袋は、その鮮やかな色彩と両面からの情報発信により、高い視認性と訴求力を誇ります。街中で持ち歩かれることで「歩く広告塔」となり、ブランドの露出を増やし、広範囲への認知拡大に繋がります。特に、写真やグラデーションなどの複雑なデザインも美しく再現できるため、ブランドの世界観を忠実に伝え、強い印象を残すことができます。

 

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片面・モノクロ印刷との効果比較(調査・数値データ)

具体的な数値データは提供されていませんが、一般的に片面・モノクロ印刷と比較して、両面フルカラー印刷は以下のような効果が期待できます。

  • ◼︎顧客への情報伝達量の増加
    • 両面に異なる情報を掲載することで、片面印刷の2倍の情報量を伝えられる可能性があります。
  • ◼︎記憶への定着率の向上
    • カラフルで魅力的なデザインは、モノクロのシンプルなデザインよりも視覚に残りやすく、顧客の記憶に定着しやすいと考えられます。
  • ◼︎ブランド想起率の向上
    • 目立つデザインは、多くの人の目に留まることで、ブランド名を思い出すきっかけとなり、結果的にブランド想起率を高めます。

 

回遊率・再来店率アップのエビデンス

両面フルカラー印刷ポリ袋は、そのデザイン性や情報量により、顧客の回遊率や再来店率アップに貢献します。

  • ◼︎イベント会場での回遊促進
    • イベント名やブース位置を大きく印刷することで、来場者が迷うことなく目的の場所へ向かえるようサポートし、会場内の回遊を促します。
  • ◼︎店舗への再来店促進
    • 割引クーポンや次回のイベント告知、SNSアカウントへの誘導などを印刷することで、顧客が再度店舗を訪れる動機付けを提供します。

 

両面印刷対応業者が少ないメリット

両面フルカラー印刷に対応できる業者は限られています。この希少性は、他社との差別化を図る上で大きなメリットとなります。

  • ◼︎競合との差別化
    • 多くの企業が片面印刷やモノクロ印刷のポリ袋を利用する中で、両面フルカラー印刷を採用することで、他社とは一線を画した存在感をアピールできます。
  • ◼︎特別感の演出
    • 希少性の高い両面フルカラー印刷のポリ袋は、顧客に特別感を与え、ブランドへの好意的な感情を育むことに繋がります。

 

小ロット・短納期対応の強み

 

デジタル印刷による100枚からの発注

デジタル印刷技術の進化により、両面フルカラー印刷ポリ袋も小ロットからの発注が可能になりました。従来のオフセット印刷では数千枚からの発注が一般的でしたが、現在では100枚、あるいは50枚といった極小ロットから制作できる業者も存在します。これにより、以下のメリットが生まれます。

  • ◼︎小規模イベントや限定キャンペーンへの対応
    • 数が少なくてもオリジナルポリ袋を作成できるため、小規模なイベントや期間限定のキャンペーンなど、必要な時に必要な分だけ用意できます。
  • ◼︎在庫リスクの軽減
    • 大量に制作する必要がないため、過剰な在庫を抱えるリスクを軽減し、コスト効率の良い販促活動が可能になります。
  • ◼︎デザインの柔軟な変更
    • 小ロットで制作できるため、デザインの変更や改善を頻繁に行い、市場のニーズやトレンドに合わせて柔軟に対応できます。

 

小ロット事例・コストイメージ

例えば、A4サイズのポリ袋を1色500部発注した場合、1枚あたり50円〜71円(税別)程度、4色フルカラー500部発注時で1枚あたり146円(税別)という価格例が見られます。デジタル印刷を活用することで版代がかからず、初期費用を抑えることができます。また、小ロットの注文でも、枚数が増えるほど単価は割安になる傾向があります。

 

スピーディー対応が必要な現場でのメリット

短納期での対応が可能であることも、両面フルカラー印刷ポリ袋の大きな強みです。最短3営業日や4営業日での発送に対応している業者もあります。

  • ◼︎急なイベントや販促機会への対応
    • 準備期間が短い急なイベントや販促機会にも、迅速にオリジナルポリ袋を調達できます。
  • ◼︎計画変更への柔軟な対応
    • 予期せぬ計画変更や追加発注が発生した場合でも、スピーディーに対応できるため、ビジネスチャンスを逃しません。
  • ◼︎顧客満足度の向上
    • 顧客の急な要望にも応えられることで、信頼関係を築き、顧客満足度の向上に繋がります。

 

他の販促媒体との比較と優位性

 

紙袋・ノベルティ・POP等との違い

両面フルカラー印刷ポリ袋は、他の販促媒体と比較して独自の優位性を持っています。

  • ◼︎紙袋との比較
    • コストと耐久性: 一般的にポリ袋は紙袋よりも安価で、水濡れに強く耐久性に優れています。特に屋外イベントなどでの使用に適しています。
    • 再利用性: おしゃれなデザインの紙袋は再利用されやすいですが、ポリ袋も丈夫な素材や魅力的なデザインであれば、エコバッグのように繰り返し使われる可能性があります。
  • ◼︎ノベルティとの比較
    • 実用性: ボールペンやメモ帳などのノベルティは単体での宣伝効果が限られますが、ポリ袋は配布物を入れるという実用性があり、持ち歩かれることで自然な宣伝効果が期待できます。
    • 広範囲への露出: ノベルティは使用する人のみが目にするものですが、ポリ袋は持ち歩かれることで不特定多数の目に触れ、より広範囲への露出が可能です。
  • ◼︎POPとの比較
    • 移動する広告塔: POPは店舗やイベント会場に設置される固定型の広告ですが、ポリ袋は顧客が持ち運ぶことで「移動する広告塔」となり、店舗外での宣伝効果を発揮します。

 

持ち歩かれやすさ・ブランド拡散力

ポリ袋は、購入した商品や配布物を入れるという目的があるため、顧客に抵抗なく持ち歩いてもらえます。両面フルカラーでデザインされたポリ袋は、その視覚的な魅力から、街中で人目を引きやすく、ブランドロゴやメッセージが多くの人の目に触れる機会を創出します。これにより、口コミ効果やSNSでの拡散も期待でき、自然な形でブランドの認知度を高め、広範囲にブランドを拡散する力を持っています。

 

サステナビリティと環境配慮

環境意識の高まりとともに、販促物においてもサステナビリティが重視されています。

  • ◼︎バイオマスプラスチックの活用
    • サトウキビなどの植物由来樹脂(バイオマス)を配合したポリ袋は、石油資源の節約とCO2排出量削減に貢献します。バイオマス配合率25%以上であれば、レジ袋有料化の対象外となるため、環境に配慮した企業イメージをアピールできます。
  • ◼︎再生原料の使用
    • ペットボトルキャップなどの再生プラスチックを原料としたポリ袋も存在し、資源の有効活用に貢献します。
  • ◼︎繰り返し使えるデザイン
    • 丈夫でデザイン性の高いポリ袋は、エコバッグとして繰り返し利用され、使い捨てプラスチックの削減に繋がります。

これらの環境配慮型ポリ袋は、企業の社会的責任(CSR)活動の一環としても有効であり、環境意識の高い消費者層からの評価向上にも繋がります。

 

導入ガイド:発注から納品までの流れ

 

デザイン作成と入稿のポイント

オリジナルポリ袋のデザイン作成と入稿には、いくつかのポイントがあります。

  • ◼︎デザインツール
    • Illustratorなどの専門ソフトがなくても、ウェブサイト上のデザインシミュレーターや専用アプリで簡単にデザインを作成できる業者もあります。
  • ◼︎データ形式
    • 編集可能なAI形式またはPDF形式のデータが推奨されます。フォントはアウトライン化が必要です。
  • ◼︎印刷色と再現性
    • フルカラー印刷はCMYKの掛け合わせで色を表現するため、特色指定はできません。ディスプレイで見る色と実際の印刷色には差異が生じる可能性があるため、簡易校正(紙焼き)で現物確認を推奨する業者もあります。
    • 透明生地にフルカラー印刷をする場合は、色が透けることを防ぐために白インクを下地として印刷する「4色フルカラー+白」の5色印刷がおすすめです。
  • ◼︎印刷範囲
    • 袋の上下左右には印刷できない範囲があるため、テンプレートで確認が必要です。全面印刷はできない場合が多いです。
  • ◼︎注意点
    • 細かすぎるデザインや小さな文字は、印刷時に潰れたり掠れたりする可能性があります。線の太さや文字サイズには推奨値が設けられています。

 

見積もり・注文方法

オリジナルポリ袋の見積もりと注文は、以下のステップで進めます。

  • ◼︎情報の提供
    • サイズ、材質、形状、印刷色数、希望枚数、納期などの必要事項を問い合わせフォームに入力します。
    • デザインデータやイメージ画像を事前に共有することで、より正確な見積もりと提案が得られます。

 

まとめ

 

両面フルカラー印刷ポリ袋の導入がおすすめな理由

両面フルカラー印刷ポリ袋は、その優れたデザイン性と情報伝達力により、イベント主催者、展示会出展企業、実店舗運営者の皆様にとって、費用対効果の高い販促ツールとなります。特に、他社との差別化を図り、ブランドイメージを強力にアピールしたい場合に最適です。小ロット・短納期での対応も可能になったことで、より手軽に導入できるようになりました。

 

認知拡大・販促力UPのための活用ポイント

両面フルカラー印刷ポリ袋の販促効果を最大限に引き出すためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

  • ◼︎魅力的なデザイン
    • 両面を活かし、ブランドロゴ、キャッチコピー、イメージ写真などを効果的に配置し、視覚的なインパクトを与えましょう。
  • ◼︎情報の最適化
    • イベント情報、キャンペーン告知、SNSアカウント、QRコードなど、ターゲットに伝えたい情報を厳選し、分かりやすく配置します。
  • ◼︎環境配慮のアピール
    • バイオマスプラスチック配合や再生原料使用など、環境に配慮した素材を選ぶことで、企業イメージ向上に繋げられます。
  • ◼︎再利用を促す工夫
    • 顧客が普段使いしたくなるようなおしゃれなデザインや、丈夫な素材を選ぶことで、長期的な宣伝効果を期待できます。

両面フルカラー印刷ポリ袋を戦略的に活用することで、貴社の認知度を大きく拡大し、販促力を飛躍的に向上させることが可能です。

 

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