企業の販促活動や商品ラベリングに欠かせない「シール」と「ステッカー」。
一見似た印刷物ですが、インクアートでは仕様や対応工程に大きな違いがあります。
この記事では、インクアートの商品情報をもとに、加工対応・サイズ仕様・ロット要件・用途など、両者の違いを詳しく解説します。
【 目次 】
シール印刷:自由な加工と精緻な仕上げで理想のラベルを実現
インクアートの「シール印刷」は、高度な加工と柔軟なサイズ対応により、自由度の高いオリジナルラベル制作が可能です。
特長
●型抜き・自由形状OK:丸型・角型・変形デザインにも柔軟に対応
●素材が多様:紙・PET・PP・塩ビなど目的に応じた最適選択が可能
印刷方式
●オフセット印刷を採用し、高精度で多様なデザインに対応
対応ロット
●中〜大ロット専用:加工精度を確保するため、小ロットには対応していません
主な用途
●商品ラベル(成分表示、原材料)
●訂正シール
●注意喚起ラベル
●ブランドロゴステッカー
●封緘用シール
ステッカー印刷:定型仕様・加工なしで耐久性に優れた販促ツール
インクアートの「ステッカー印刷」は、定型サイズかつ加工非対応のシンプルな印刷サービスです。
特長
●定型サイズのみ対応:自由サイズ・変形カットは不可
●加工不可:箔押しやエンボスなどの特殊加工はなし
●素材は耐候性重視:塩ビ・PETを使用し、屋外使用にも適した耐久性
印刷方式
●オンデマンド印刷中心で、少ロットにも対応
対応ロット
●少ロットにも対応可能:定型仕様ゆえにスピーディな生産が可能
主な用途
●イベントノベルティ
●店舗ウィンドウステッカー
●車両・バイク用ステッカー
●工業機器の表示ラベル
インクアートにおけるシール印刷とステッカー印刷の違い
項目 | シール印刷 | ステッカー印刷 |
---|---|---|
サイズ | 自由サイズ/形状 | 定型サイズのみ |
加工 | 対応(箔押し・型抜きなど) | 非対応 |
素材 | 紙・PET・PP・塩ビ | 塩ビ・PET(耐候性重視) |
印刷方式 | オフセット印刷 | オンデマンド印刷 |
ロット対応 | 中〜大ロット専用 | 少ロット対応可 |
用途 | 商品ラベル・注意表示など | ノベルティ・屋外表示など |
目的に合わせたベストチョイスを
●細かい加工表現・ブランド演出が必要 → シール印刷
●自由なサイズ・複雑な形状にしたい → シール印刷
●加工不要・屋外使用・低価格が優先 → ステッカー印刷
●イベントや販促用にすぐ使いたい → ステッカー印刷
インクアートでは、印刷方式・加工工程・納期のバランスを見ながら、目的に応じた最適な選択肢をご案内しています。
見た目・機能・コストのすべてを踏まえた「選び方」が、印刷物の成果を大きく左右します。