「企業のプロモーションに、さらに話題性を持たせたい。」とお悩みではありませんか。
近年、トレーディングカードを活用したプロモーションが注目され、いくつかの企業が導入を始めています。
そこで本記事では、トレーディングカードを活用するメリットや実際の成功事例を紹介し、制作時の注意点まで詳しく解説していきます。
トレカプロモーションのアイデアを探している企業の方は、ぜひ最後までご覧ください。
【 目次 】
トレーディングカードを企業プロモーションに活用するのがおすすめの理由
冒頭で述べたとおり、トレーディングカードを活用した企業発のプロモーションがよく見られるようになっています。
まずはトレーディングカードをプロモーションに活用するメリットについて、具体的に紹介していきましょう。
親近感が得られる
トレーディングカードには写真やイラスト以外にもさまざまな情報を掲載でき、アイデア次第でいろいろな形でのアピールが可能です。
集めて保管するコレクション要素もあるため、一定期間トレーディングカードの情報に触れることになります。
そのため、なじみのないキャラクターであっても、親近感や共感が得られやすい傾向にあります。
新規顧客の獲得に繋がる
トレカ形式のプロモーションを展開することで、トレーディングカードのファンにもアピールできる点もおすすめする理由です。
これまでアプローチが難しかった層であっても、トレーディングカードを利用することで新規顧客の獲得に繋がる可能性があります。
魅力的なゲーム性やコレクション性が付随していれば、さらに広い範囲から注目を集めるきっかけになるでしょう。
NFT化して音声や動画を埋め込める
トレーディングカードはNFT化することで、デジタルデータによる音声や動画の埋め込みが可能になります。
NFT化とは、簡単に言えば代替不可能なデジタルデータのことです。
唯一性や希少性をさらに高められ、トレーディングカードによるプロモーションのさらなる広がりに期待できるでしょう。
NFT化した場合、仮想通貨での取引やブロックチェーンゲームとの連携など、プロモーション以外の有用性も魅力です。
【企業向け】オリジナルトレーディングカードの具体的な活用事例
トレーディングカードをプロモーションに活用する上でヒントとなるのが、実際に展開され話題を集めている活用事例です。
ここでは地域振興やエンタメ業界など、さまざまな分野でのオリジナルトレーディングカードの活用方法を紹介します。
職人トレーディングカードで地域振興
ものづくり産地の工房をアピールするイベントにおいて、職人を題材としたトレーディングカードが活用された事例があります。
職人に親近感を持ってもらうことを目的に、案内所で注文を受けた際のプレゼントとして配布されました。
カードには職人の写真と工房の情報を掲載し、そこで気になった職人をきっかけに多くの人が工房を訪れました。
パチンコ・パチスロの人気IPをトレーディング化
次は、パチンコ・パチスロの人気IPをトレーディング化した事例の紹介です。
トレーディングカードのファン層を通して、パチンコ・パチスロとは関わりのなかったところからも注目を集めることに成功しています。
サービスの利用頻度に応じて、希少性の高いトレーディングカードの配布イベントやカードパックの提供が検討されているようです。
スポーツ大会の参加選手をトレーディングカードに
スポーツ大会に参加した選手をトレーディングカードにする事例も存在します。
ライバルともカードを交換しあうことにより、スポーツマンシップを育むことを目的としたサービスです。
自分自身がカードのデザインとなる点で、多くの利用者から好評を得ています。
野球やサッカー、バスケットボールなど、さまざまなジャンルに対応できるデザインが用意されています。
観光ミッションのクリア報酬にトレーディングカードを配布
観光ミッションのクリア報酬として、トレーディングカードを配布している事例を紹介します。
イベント参加や特定の施設を訪れるといったミッションをクリアすると、2枚のカードが入ったパックを得られるシステムです。
出現率が1%のスーパーレアカードも用意されていることから、コレクターを観光客として集める効果も期待できます。
企業プロモーション用トレーディングカードを作成する際の注意点
企業のプロモーション用トレーディングカードを作成する場合、プロの専門業者へ依頼するケースが多いでしょう。
より高い品質を目指すなら、印刷工程の特性を理解したカードデザインやデータ作りが必要です。
ここでは、オリジナルトレーディングカード制作時に気を付けるべきポイントを解説します。
断裁ズレを考慮したデザインにする
チラシやポスターなどと比較すると、トレーディングカードのサイズはかなり小さいため、若干の断裁ズレが発生することもあります。
そのためカードのデザインは、断裁ズレが起きてもあまり問題のない形で作成しておきましょう。
例として縁があるようなデザインは、断裁ズレがかなり目立ってしまうため注意が必要です。
ファイル名は分かりやすくしておく
トレーディングカードの印刷を発注する場合、デザインデータの数も多くなることが予想されます。
印刷ミスを防ぐためにも、ファイル名は分かりやすくしておくことが大切です。
両面とも黒ベタ等の濃い絵柄は加工が必要
カードの両面が黒ベタ等の濃い絵柄だった場合、断裁する際にインク層の剥離やひび割れが起きる恐れがあります。
カードの見た目や耐久性にも影響するため、両面に黒ベタ等をデザインするのは避けておきましょう。
デザインの変更が難しい場合は、表面にフィルムを貼り付けるPP加工がおすすめです。
インク表面を保護するような効果が生まれるため、剥離やひび割れを回避できます。
まとめ
トレーディングカード市場は拡大傾向にあるため、プロモーションに利用して企業ブランドの魅力を伝えることは十分可能です。
オリジナルトレーディングカードをサービスとして活用している事例も多数あり、NFT化による発展性にも期待できるでしょう。
プリントアースでは、オリジナルトレーディングカードの印刷も承っております。
イベントの特典やノベルティなど、プロモーション以外にもさまざまなシーンでご利用いただけるため、ぜひお気軽にお問い合わせください。