自作のトレーディングカードを印刷する際、どの印刷用紙にしようか悩む方もいるでしょう。
どの印刷用紙を選択するかにより、トレーディングカードの品質にも影響するため、選択肢の範囲内でしっかりと検討する必要があります。
そこで本記事では、トレーディングカードの印刷用紙を選ぶポイントと、具体的な種類について解説します。
「自作のトレーディングカードをスムーズに印刷したい」「仕上がりで後悔したくない」とお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
【 目次 】
トレーディングカード向けの印刷用紙を選ぶポイント
自作トレーディングカードに使用できる印刷用紙は複数ありますが、選ぶ用紙によって見た目や耐久性が異なります。
まずは、トレーディングカード向けの印刷用紙を選ぶポイントを解説していきます。
紙質:見た目のイメージ
最初にチェックすべきは、印刷用紙の紙質です。
紙質によってインキの発色や光沢が変化するため、トレーディングカードが持つ見た目のイメージに影響します。
例えば、コート紙の場合は写真やイラストの再現性が高く、マット紙ならば光沢を抑えて上品な質感を与えられるなど、用紙の特徴はさまざまです。
そのため、自作トレーディングカードに求めるイメージを考慮した上で、印刷用紙を選択する必要があります。
紙厚:耐久性
紙質と同様、しっかりと検討すべきなのが、印刷用紙の厚さです。
紙厚はトレーディングカードの耐久性に直結します。
紙厚が薄いとカードの強度も弱くなり、曲がり・折れなどの変形リスクが高い傾向にあります。
表面加工で強度を上げることも可能ですが、耐久性を考えるならば、紙厚220kg以上を目安に選びましょう。
プリンター適性:印刷が可能かどうか
トレーディングカードの印刷用紙を選ぶ際は、プリンター適性のチェックも重要です。
プリンターには印刷可能な用紙の条件が定められており、サイズや紙厚が対応していない場合は、トレーディングカードの印刷ができない場合もあります。
そのため、事前に取扱説明書を見て確認し、印刷可能な用紙を把握しておきましょう。
トレーディングカード向け印刷用紙の具体的な選択肢
次に、トレーディングカード向け印刷用紙について、具体的な選択肢をご紹介していきます。
実際に購入できる印刷用紙を3つに分類して解説するので、印刷する際の参考にしてみてください。
一般的な印刷用紙(光沢・上質・写真用紙)
最初にご紹介するのは、光沢紙・上質紙・写真用紙などの一般的な印刷用紙です。
光沢紙や上質紙は、プリンター用の印刷用紙として購入できます。
一方、写真用紙(フォト用紙)は、コンビニのマルチコピー機で選択することが可能です。
ただし、自宅やコンビニでトレーディングカードを印刷する場合、ご自身でカードサイズに断裁しなければなりません。
プリンターの対応範囲内から最適な厚みを選択すればよいのですが、コンビニへ用紙の持ち込みができない点に注意しましょう。
トレーディングカードサイズの印刷用紙
インターネットを利用し、トレーディングカードサイズの印刷用紙を購入してもよいでしょう。
トレーディングカードを自作できるよう、あらかじめカットされた印刷用紙を購入すれば、自力でカードサイズへ断裁する必要がありません。また、市販品ならば厚みも十分です。
一方、トレーディングカードサイズの用紙は、印刷できるプリンターが限られており、家庭用コピー機では対応していない可能性があります。
「購入したけれど印刷できない…」という事態にならないよう、事前に確認しておきましょう。
カットタイプの印刷用紙
最後にご紹介するのは、カットタイプの印刷用紙です。
シートにミシン目が入っており、折り曲げるだけで特定のサイズに切り離せます。
自作トレーディングカードのサイズに近い商品を購入すれば、細かく調整する手間も省けます。
プリンター対応していれば自宅でも印刷ができますが、厚みが制限される可能性があるため、その点に注意しましょう。
トレーディングカードの印刷はプロに依頼するのがおすすめ
トレーディングカードの用紙や仕上がりにこだわるならば、印刷のプロに依頼するのがおすすめです。
印刷の品質向上のほかにも、以下の3つのメリットがあります。
- 印刷用紙の種類が豊富
- 加工で耐久性をアップできる
- 豪華なデザインにすることも可能
それぞれ解説していきます。
印刷用紙の種類が豊富
最初に挙げるメリットは、自身で購入する場合と比べると、より幅広いラインナップから印刷用紙を選択できる点です。
カードサイズや厚みの選択肢が豊富なため、理想に近いトレーディングカードを作成できるでしょう。
また、印刷会社によってはサイズや厚みの仕様を個別に選択できるため、どちらか一方の条件で選択肢が制限されることもありません。
トレーディングカードの印刷を専門会社に依頼すると、より柔軟に印刷用紙を選択できるでしょう。
加工で耐久性をアップできる
印刷会社に依頼すると、さまざまなオプションを追加できます。
PP加工やニス加工などの表面加工を依頼すれば、耐久性をさらにアップさせることも可能です。
カードの反りを軽減する効果も期待できるため、トレーディングカードの印刷と相性の良いオプションといえます。
また、同レベルの加工を自宅で行うのは難しいことから、オプションによる耐久性アップも専門会社に依頼するメリットの一つです。
豪華な印象にすることも可能
トレーディングカードの演出で人気なキラキラのホログラム仕様ですが、プロに依頼することでより豪華な印象にすることも可能です。
市販のホログラムシートを利用する方法もありますが、貼り付けで失敗してしまうこともあり、きれいに仕上げるには慣れやコツも必要です。
一方、印刷会社に依頼すればミスの心配はなく、インパクトと豪華な印象をしっかり演出できます。
多くの場合、ホログラムの種類も複数の選択肢があるため、自作のトレーディングカードに合う輝き方を選べるでしょう。
まとめ
トレーディングカードの印刷用紙を選ぶ際は、紙質・紙厚・プリンター適性に注目して、慎重に検討しましょう。
店舗やインターネットで購入できる用紙は条件が限定されるので、カードの仕様や印刷環境、作業の手間などを考慮して選ぶ必要があります。
印刷品質やカードの耐久性、演出の豪華さなどにこだわりたい方は、トレーディングカードの印刷を得意とするプロの専門業者へ依頼するのがおすすめです。
プリントアースでは、さまざまなサイズ・用紙に対応したオリジナルトレーディングカード印刷を承っておりますので、ぜひ気軽にお問い合わせください。