「トレーディングカードを自作したいけれど、最適なサイズが分からない…」と悩んでいませんか。
大切に使用・保管することを考えると、標準的なサイズに合わせて作成し、市販のスリーブを活用するのがおすすめです。
そこで本記事では、トレーディングカードの代表的なサイズや、それぞれのサイズに適したスリーブの選び方について、詳しく解説していきます。
自作のトレーディングカードに傷を付けないよう、美しいまま保管するためにも、ぜひ最後までご覧ください。
【 目次 】
トレーディングカードの標準的なサイズ
まずは、日本国内で見られるトレーディングカードのサイズを解説していきます。
一般的に4つのサイズに分類されますが、主流となっているのはスタンダードサイズとスモールサイズの2種類です。
スタンダードサイズ(63mm×88mm)
国内で市販されているトレーディングカードのスタンダードサイズは、63mm×88mmです。
「ポケモンカードゲーム」や「ヴァイスシュヴァルツ」で採用されているサイズです。
なお、トレーディングカードの発祥であるアメリカの主流サイズは「63.5×88.9mm」のため、若干小さめのサイズとして設計されています。
スモールサイズ(59mm×86mm)
もう一つの主流とされるサイズが、59mm×86mmのスモールサイズです。
「バトルスピリッツ」や「ヴァンガード」で採用されているサイズです。
スタンダードサイズよりもさらに小さなサイズですが、手の小さな子どもを意識して設計されたという説があります。
アイドル系トレカ(63mm×89mm)
アイドル系トレカの多くは、63mm×89mmのサイズで設計されています。
カジノで使用されるトランプ(ポーカーサイズ)と同じ大きさです。
K-POP系トレカ(54mm×86mm)
K-POP系トレカに見られるのは、54mm×86mmのサイズです。
クレジットカードの大きさとほぼ同一で、キャッシュカードや健康保険証なども同じ規格で作られています。
自作トレーディングカードに適したスリーブの選び方
トレーディングカードを保護するために役立つのが「スリーブ」と呼ばれる袋です。
ここでは、自作トレーディングカードに適したスリーブの選び方を解説していきます。
自作のトレーディングカードのサイズに合ったものを選ぶ
スリーブを選ぶ際の基本は、自作のトレーディングカードのサイズに合ったものを選ぶことです。
市販されているスリーブは、トレーディングカードの主要サイズに合わせて作られているため、自作のトレーディングカードもサイズが同じならば流用できます。
また、スタンダードサイズまたはスモールサイズであれば、幅広い選択肢から好みの商品を選ぶことができるでしょう。
トレーディングカードを自作する方法については、以下の記事で詳しく解説しているため、ぜひ併せてご覧ください。
自作のトレーディングカードには保護目的のソフトタイプがおすすめ
スリーブの用途は、保護目的や強度アップなど、複数の種類に分かれています。
ゲーム性を持たない自作のトレーディングカードならば、保護目的のソフトタイプがおすすめです。
カードがぴたっと収まる薄手の仕様ですが、カードのキズや汚れはしっかりと防いでくれます。
頻繁に触ったりシャッフルしたりしないのであれば、ソフトタイプでも十分に効果を期待できるでしょう。
しっかり保護したいならば2種のスリーブを組み合わせる
自作のトレーディングカードをより強固に保護したい場合は、2種類のスリーブを組み合わせてみましょう。
これは、カードを収納したインナースリーブをさらにレギュラースリーブへ収納する「二重スリーブ」と呼ばれる保管方法です。
カードに汚れが付着する可能性をより軽減できるため、自作のトレーディングカードを大切に保護できます。
インナースリーブやレギュラースリーブについては、次でご紹介していきます。
スリーブの種類とサイズの詳細
最後に、具体的なスリーブの種類とそれぞれのサイズについて、詳しく解説していきます。
インナースリーブ
一般的にインナースリーブとは、カードがぴったりと収まる保護目的の薄いスリーブのことです。
強度アップには期待できないため、ゲームプレイがメインのトレーディングカードだと、1枚で使用されることはほとんどありません。
多くの場合、保護機能のある二重スリーブや三重スリーブの内側の袋として使用されます。
レギュラースリーブ
対応のカードサイズより少し大きめのスリーブが、レギュラースリーブと呼ばれるタイプです。
インナースリーブと二重で使用することを前提としているため、少しゆとりを持ったサイズ感で設計されています。
二重で使用することにより、保護機能と強度を同時にアップさせることが可能です。
オーバースリーブ
オーバースリーブはスリーブプロテクターとも呼ばれるアイテムで、スリーブの保護を目的としたスリーブです。
クリアタイプのものだけでなく、マット加工やエンボス加工を施した商品もあります。
一般的には、三重スリーブの最後に使用されるスリーブです。
まとめ
国内において、一般的なトレーディングカードのサイズは4種類に分かれ、主流となっているのはスタンダードサイズとスモールサイズです。
自作のトレーディングカードであっても、主流のサイズに合わせておけば、保管に役立つ保護用のスリーブをそのまま流用できます。
特にトレーディングカードを自作する場合は、用紙や加工による強度アップが望めないケースも多いため、積極的に保護スリーブを使用すべきでしょう。
カード自体の強度が気になるという方は、ぜひプリントアースをご検討ください。用紙や加工など、豊富な選択肢があるプリントアースならば、柔軟にトレーディングカードを印刷していただけます。