プリントアースブログ

ポストにジュエリーのチラシが入っていて思い出した事

2014.04.23

ジュエリーや高額商品のチラシを作っている現場

昔デザイン会社で働いていた時に先輩から聞いた話ですが、バブル時代に宝石のチラシを作っている時は数千万円分の宝石が机の引き出しに無造作に入っていて、ちょっとリッチな気分になったものだと笑っていました。まさか誰も紙袋に数千万円の宝石が入って机の引き出しにあるとは思わないだろうと言っていました。流石に、今はそんなずさんな管理をしていたら大目玉どころではすまないでしょう。ジュエリーや不動産など高額商品のチラシは一つの間違いで大事になってしまうので制作時には嫌な緊張感がありましたね。【5,000万円】のところを【5,000円】や、マンションのチラシで別のマンションの間取りを入れていたなど。聞くだけで血の気が引いていきます。

 

高額商品のチラシを作る上で気をつける点

高額商品のチラシを作る上で気をつける点は、1.価格を間違えない 2.商品写真や図面を間違えない 3.イベントがあるならば日時を間違えない 何とも当たり前で普通のチラシでも言える事を書いてしまいましたが、意外と【まさかそんな所を間違える訳が無いだろう】と思っているためか、間違えているケースがあったりします。大抵は印刷前に気がつくのですが、印刷会社に入稿してから気がついて慌てたりする事も多々あります。大きなタイトル部分の誤植等もあったりしましたね。あと【手技】を【手抜】と誤植した時は日頃笑わないクライアント様が大きな声を出して笑われお咎め無しになりましたが、もっと良く原稿を確認するべきだったと反省したものです。

 

チラシ製作中のミスを減らすには

実はこういった校正のミスを防ぐのは難しい理由があるのです。注意に注意を重ねて校正しても完全にミスをなくす事は難しく、もっとしっかりしていればと思いますが、大きなタイトルと小さな文章を校正していると小さな文章に意識が集中し大きなタイトルの前後だけを見てしまってミスが無いと思い込んでしまうのです。だから校正時には文章として読まずに文字が間違っているかどうかという所に意識を向けるとミスが減りやすくなります。皆さんも3,500円のマンション販売!等と入力しないように気をつけて下さい。

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