プリントアースブログ

知らないでは済まされない、原稿データ作成のための基本ルール

トンボの付け方と仕上りサイズについて

印刷物は一般的に大きな用紙を何百枚も重ねて印刷します。その後、四辺を裁ち落としご指定のサイズに仕上げるため、多少のズレが発生することも。だからフチなし印刷をご希望なら、仕上りサイズに対してトンボをとり、塗りたし(裁ち落される部分)を3ミリ伸ばしてください。これによって、裁断がわずかにズレても写真に余白を招いたり、文字が切れることなくキレイに仕上ります。また文字切れや写真切れのトラブルを防ぐには仕上りサイズより2ミリ内側に配置することもポイントです。ご不明な点についてはプリントアースのホームページ、テクニカルガイド(https://www.inkart.jp/technical/)の仕上りサイズ、トンボの項目をご確認ください。

 

ご注文サイズと同じデータサイズでご入稿を

ご注文サイズと同様のサイズで、完全データを作成しましょう。仮にご注文サイズがA3なのに、A4サイズのデータをご入稿しても拡大して印刷することはできません。またB5サイズのデータを、ハガキサイズの用紙に縮小して印刷することもできません。ご注文サイズとご入稿のデータサイズが違う場合、どちらがご希望のサイズかわからないため、完全データサイズのご修正をした上で再入稿する必要があります。尚、プリントアースでは価格を抑えるため、完全データサイズの修正は行っておりませんので、あしからずご了承ください。

 

完全データの作成はカラーモードCMYKで

完全データ作成時のカラーモードは必ずCMYKに変換してください。RGBモードで作成した完全データをご入稿されると、プリントアースで印刷時に自動的にCMYKに変換します。ただし鮮やかな色が別の色に置き換えられることになり、全体的にくすんだ感じの色に仕上がってしまいます。これはRGBとCMYKでが表現できるカラ―領域に差異があることによる、もはやどうしようもない現象なのです。仕上った印刷物を見て「思い描いたイメージと違う」というトラブルを避けるために、くれぐれも完全データはCMYKモードで作成するようにしましょう。

 

 

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