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冊子印刷が可能なアプリ・ソフトウェアを紹介!原稿データ作成のポイントも解説

冊子印刷が可能なアプリがあるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

アプリで冊子印刷が行えるのであれば、費用の削減を図ることもできるでしょう。

そこで本記事では、冊子印刷が可能なアプリ・ソフトウェアをご紹介します。

原稿データを作るポイントも解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

 

冊子印刷が可能なアプリ・ソフトウェア

 

はじめに、冊子印刷が可能なアプリ・ソフトウェアについて見ていきましょう。

結論、2024年10月の時点では、冊子印刷の全工程が可能なアプリ・ソフトウェアを確認できません。

ただし、冊子印刷の作業が部分的にできるアプリ・ソフトウェアは存在します。

 

冊子印刷のみができるアプリ

ここでは冊子印刷のみができるアプリをご紹介します。

なお、冊子の原稿は作成できないため、別のソフトウェアを使って用意しなければなりません。

また、印刷した後の製本作業も手作業となるため、念頭に入れておきましょう。

 

①ネットワークプリント

ネットワークプリントとは、登録済みのファイルをコンビニに設置してあるマルチコピー機で印刷できるアプリです。

シャープ製のマルチコピー機に対応しており、主にファミリーマート・ポプラ・ローソンに設置されています。

なお、一部対応していない店舗もあるため、お近くのコンビニにあるか事前に確認しておきましょう。

マルチコピー機の操作画面で用紙サイズと小冊子を設定すると、印刷が可能です。

 

②コンビニでコピー本をつくろう

「コンビニでコピー本をつくろう」も、コンビニで簡単に小冊子印刷ができるスマホアプリです。

作成できる冊子はB5サイズかつ20Pまでと限定的ですが、本文を自動で面付けできる便利な機能を備えています。

仕上がりサイズのPDFデータをアプリにアップロードしたら、ネットワークプリントサービスを利用してマルチコピー機で印刷します。

 

冊子印刷の原稿データが作成できるソフトウェア

続いて、冊子印刷の原稿データが作成できるソフトウェアをご紹介していきます。

紹介するソフトすべてにアプリ版も存在しますが、冊子データの作成にはさまざまな操作が必要なため、パソコンでの作業を推奨します。

作成した原稿データは、自宅のプリンターやコンビニのマルチコピー機、印刷会社で印刷が可能です。

印刷会社に依頼した場合は、製本工程までおまかせできます。

 

①Canva

Canvaには豊富なテンプレートと素材がそろっており、プロのようなデザインが簡単に作成できるため、非常に人気のツールです。

ページ数が複数ある小冊子などのテンプレートも選択できるため、冊子印刷の経験が少ない方でも安心してデザインを作成できます。

また、無料版でも充実した機能が利用できるため、冊子印刷のデザインに挑戦してみたい方にもおすすめです。

 

②PowerPoint

PowerPointは、スライド作成を目的としたソフトウェアですが、実は冊子印刷のデータも作成できます。

ただし、スライドの設定部分では少しコツが必要なため、冊子印刷の基本を理解している方におすすめの方法です。

また、画像を使った冊子データの作成にも向いており、小冊子に対応したテンプレートも利用できます。

PowerPointを使用する冊子印刷の方法はこちら

 

③Word

文書作成ソフトであるWordでも、簡易的な小冊子ならば作成が可能です。

Wordは文字主体の冊子作りに適しており、用紙サイズや余白の設定が簡単にできます。

また、ファイル内の「新規」から簡単なイラストを含んだ小冊子テンプレートを選択できるのも、Wordのおすすめポイントです。

Wordのテンプレートを使用した冊子印刷の方法はこちら

 

冊子印刷の原稿データを作成するポイント

 

冊子印刷の原稿データを作成するに当たり、注意したいポイントを解説します。

冊子データを作るときの基本知識ともいえるため、しっかりと理解しておきましょう。

 

総ページ数は4の倍数にしておく

冊子を作る際は、総ページ数を4の倍数にするのが基本です。

冊子のページは、1枚の用紙を2つ折りにして作成します。

つまり、印刷すると表裏合わせて4ページ分が完成するため、表紙込みで総ページ数を4の倍数にしておく必要があるのです。

総ページ数が4の倍数になっていない場合は、空白ページができてしまうので注意しましょう。

 

端まで絵柄がある場合は塗り足しを追加する

紙端まで絵柄がある場合は、塗り足しを追加しましょう。

印刷会社では、印刷・製本後に指定された仕上がりサイズに断裁するのが一般的です。

塗り足しがないと、断裁時にズレが発生したときに白地が出てしまう恐れがあります。

そのため、塗り足しを追加できるように、あらかじめ用紙サイズを3mmほど大きく設定しておき、その範囲いっぱいまでデザインを広げましょう。

自動で塗り足しを追加できる機能は、デザイン自体を拡大するパターンのため、用紙の設定は仕上がりサイズのままで問題ありません。

 

ノンブルを入れておく

冊子データの各ページには、ページ番号を表す「ノンブル」を入れておきましょう。

ノンブルを入れることにより、製本工程における乱丁・落丁を防止できます。

また、製本後もノンブルを見せたい場合は、仕上がりサイズよりも3mm以上内側に、反対に見せたくない場合は、仕上がりサイズの外側に配置しましょう。

 

データはPDFに変換しておく

データをPDFに変換しておくと、さまざまなメリットがあります。

たとえば、別のツールでデータを開いたときの文字化け・レイアウト崩れの防止や、仕上がりをイメージしやすくしてくれます。

印刷会社への入稿ルールや、コンビニのマルチコピー機でもPDFが推奨されているため、特に問題がない場合は、PDFファイルに変換しておきましょう。

 

冊子印刷はプロへの依頼がおすすめといえる理由

原稿が完成したら、いよいよ印刷へと進みますが、冊子印刷の場合はプロの印刷会社へ依頼するのがおすすめです。

以下では、その理由を3つに分けて解説します。

 

理由①難しい印刷設定が必要ない

印刷会社へ依頼した場合、プリンターの難しい印刷設定をする必要はありません。

イメージどおりに印刷できず、何度も印刷を試みるような事態も防ぐことができます。

自力で印刷する手間を省けるため、その分時間を有効に使えるでしょう。

 

理由②知識がなくても高品質な冊子が作成できる

知識がなくても高品質な冊子が作成できるのも、印刷会社へ依頼するメリットです。

用紙の選択からデザインの決定まで、希望する範囲でサポートが受けられます。

また、分からない点があればすぐに相談できるため、印刷の経験がなくても完成度の高い冊子を作成できます。

 

理由③選択できる用紙の種類が豊富にある

ご自身で印刷する場合と異なり、印刷会社には印刷に使える用紙の種類が豊富にあります。

自宅のプリンターやコンビニで選択できる上質紙以外にも、光沢のある紙や落ち着いた印象を出せる紙など、幅広い用紙の種類から選択可能です。

冊子のイメージに合った用紙が選択できるのは、印刷会社ならではのメリットといえるでしょう。

 

まとめ

 

冊子印刷に対応したアプリやソフトウェアは複数あります。

しかしながら、アプリやソフトウェアごとに対応可能な範囲が異なるため、利用する際はご自身に必要なツールを選ばなければなりません。

冊子印刷を成功させるには、冊子に関する知識をしっかりと理解する必要があります。

経験が少なくとも高品質な冊子印刷を目指すならば、プロの印刷会社へ依頼しましょう。

プリントアースでは、多種多様なジャンルの冊子印刷を承っております。

用紙の選択・冊子データの作成・製本方法の選択など、お悩みの部分をしっかりとサポートいたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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