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チラシの作り方完全ガイド│簡単ステップで魅力的なデザインができる!

2024.02.05

「自社による作業でチラシを作成したいが作り方が分からない」

というようにチラシの作成でお悩みの方がいるのではないでしょうか?

自分たちの手でチラシが作成できれば、オリジナリティあふれるチラシを作成できるでしょう。

そこで本記事では「チラシの作り方完全ガイド」と題して、簡単ステップで魅力的なチラシを作るための手順を紹介しています。

初めてでもプロ並みのチラシデザインを作れるようになるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

チラシの作り方完全ガイド

 

それではチラシの作り方について解説していきましょう。

主要な作業で分類すると以下の5ステップに分かれます。

  1. 企画
  2. 情報と素材の準備
  3. 情報の優先度とラフレイアウト決定
  4. 紙面のデザインを作成
  5. チラシ印刷

それぞれの内容についても詳しく解説していきます。

 

ステップ①企画

まずは作成するチラシの企画を考えていきます。

企画がなければ効果的なチラシが作れないので、しっかりと取り組んでいきましょう。

 

5W1Hでターゲットと目的を明確化

チラシの目的と読んでもらいたいターゲットを明確にするのに、5W1Hのフレームワークを利用します。

  • 【When】いつ:情報の日時・期間・期限など
  • 【Where】どこで:店舗所在地や連絡先、イベントの開催場所など
  • 【Who】だれが:情報を伝えたい相手・ターゲット
  • 【What】なにを:チラシの目的、イベントの内容など
  • 【Why】なぜ:ターゲットのメリットとなる部分、キャッチコピー
  • 【How】どのように:記載してあるサービスを受けるための行動

このフレームワークで出てきた内容を記載していけば、必要な情報を過不足なく伝えられる効果的なチラシが作成できます。

 

配布方法も加味する

チラシの配布方法によってターゲットの閲覧状況も変化します。

少し極端な例となりますが、若者をターゲットとしたチラシを作成して配布方法を新聞折込にしても、期待する効果が得られる可能性は低いでしょう。

企画段階で配布方法も検討しておくことが、効果的なチラシ作りの秘訣となります。

 

ステップ②情報と素材の準備

次にチラシに必要な情報と素材の準備をします。

スムーズなチラシ作りのために必要な工程です。ここでの作業は以下の2点となります。

 

掲載する情報の整理

フレームワークで導き出した内容に従って掲載すべき情報をまとめましょう。

先にまとめておくことで、情報の掲載し忘れによる急なレイアウト変更を防ぎます。

 

画像やイラストの準備

チラシに掲載する画像やイラストの準備もしておきます。

文字だけのチラシよりも認知してもらえる確率が高まるので、積極的に掲載してみましょう。

 

ステップ③情報の優先度とラフレイアウト決定

続いて掲載する情報の優先度を決定し、ラフなレイアウトを作成します。

以下の手順に沿って作業を進めましょう。

 

伝えたい内容に順位をつける

掲載する情報に対して、伝えたい内容の度合いを表す順位をつけましょう。

順位が上位となった情報ほど目立つデザインにする必要があります。

 

情報をブロック化する

次にレイアウトを考えやすくするために情報をブロックとして考えます。

上部にキャッチコピー、中央をメイン画像と商品の説明、下部に商品のメリットや所在地情報を配置するのが3ブロックによる基本的なレイアウトです。

 

ステップ④紙面のデザインを作成

ここでデザインツールを使用した本格的な紙面の作成に入ります。

ラフデザインを下地にして、情報の配置や表現の仕方を明確にしていきましょう。

 

視線の動きに合わせる

チラシを読むときの視線の動きを意識することで、自然と読みやすい情報の配置になります。

たとえば、横書きなら左上から始まるZ型の形、縦書きで読むなら右上から始まるN型の形です。

つまり一番に伝えたい情報は左上、もしくは右上から書き始めるのが有効となります。

 

優先順位に合わせて強弱をつける

前のステップで考えた優先順位も参考にして、文字の強弱や画像の大きさを明確にしていきましょう。

そうすることで目立つ部分がよりはっきりし、チラシのデザインとしてもメリハリが効いた見た目となっていきます。

チラシデザインのコツについてより詳しく知りたい方はこちら

 

ステップ⑤チラシ印刷

ここまでの作業が完了したら最後のステップとなる印刷工程に入ります。

印刷枚数や配布までの時間などを考慮して、自身で印刷するのか、もしくは業者に依頼するのかを決定しましょう。

以下に判断の基準となる項目を記載しておきます。

 

自身で印刷

自身で印刷する場合は、自宅やコンビニなどのプリンターを使用することになります。

10枚程度のチラシなら、あまり手間もかからないので自身で印刷したほうが安く済むでしょう。

枚数が少なめでも高品質な印刷を求めるなら、ネット印刷をチェックしてみましょう。

 

専門業者で印刷

100枚以上のチラシを印刷する場合は、印刷専門業者へ依頼しましょう。

こちらの場合もインターネットを使って24時間いつでも申し込めるネット印刷がおすすめです。

枚数が大規模になるような印刷は、オフセット輪転機を持つ会社に依頼すると1枚あたりの単価を下げられます。

 

チラシ作りのポイント

 

ここからはチラシ作りのポイントについて解説していきます。具体的な内容は以下の5つです。

  • ターゲットに刺さるデザインを意識
  • 印象に残りやすいデザインで作成する
  • 伝えたい内容をわかりやすく記載する
  • 良いチラシの真似をすること
  • 競合他社と差別化

順番に紹介していきます。

 

ターゲットに刺さるデザインを意識

ターゲットに刺さるデザインを作成するためには、読み手の立場に立ってチラシを眺めることが重要です。

読み手が一目見て、読みたくなる内容になっているか、馴染みのある言葉が使われているかもチェックしましょう。

特にキャッチコピーや画像の選別はターゲットによって激しく変動します。

これらの要素をうまく成立させるためにも、ターゲットをより明確化しておくことが必要です。

 

印象に残りやすいデザインで作成する

印象に残りやすいデザインとはインパクトがあり、見た人を引きつけるような色使いの紙面です。

色数を少なくして統一感を出す方法もシンプルなデザインとなり、比較的記憶に残りやすいチラシとなります。

キャッチコピーや文章を工夫して印象に残りやすいデザインを目指しましょう。

 

伝えたい内容をわかりやすく記載する

伝えたい内容をわかりやすく記載することもチラシ作りのポイントだといえます。

すべての文字を強調しているデザインだと、商品の魅力がどこなのか伝わりにくいでしょう。

わかりやすさを第一にしてチラシ作りに取り組みましょう。

 

良いチラシの真似をすること

良いデザインや良質なキャッチコピーを生み出すのは至難の業です。

最初は良いチラシの真似をすること、これもチラシの作り方としては真っ当な方法です。

お手本となるチラシを見つめながら、構成や強調の仕方を真似てみるのもおすすめの手法といえるでしょう。

 

競合他社と差別化

同じような商品やサービスを取り扱っていると、チラシのデザインも似たような傾向になることがあります。

そのような場合は競合他社と差別化できる部分を記載しましょう。

情報の優先度も判断して的確にアピールすることが大切です。

 

チラシ作成が可能なデザインツールとテンプレート入手先を紹介

 

最後にチラシ作成が可能なデザインツールとテンプレートの入手先を紹介しておきます。

 

ワード│チラシ作成初心者におすすめ

ワードはMicrosoft社が提供している文書作成ソフトですが、さまざまな装飾機能が使える点でチラシ作成が可能となっています。

チラシ作成用のテンプレートも豊富に揃っているため、チラシ作成初心者にもおすすめです。

 

テンプレート入手先①Microsoft公式ページ

サイト上部のメニューにある「テンプレート」を選択すると、たくさんのテーマが表示されます。(テンプレートの項目がない場合は「表示を増やす」を選択)

そのなかにある「チラシ」から、お好みのテンプレートを選択すれば完了です。

エクセルやパワーポイントのテンプレートも利用できます。

 

テンプレート入手先②エプソン公式ページ

「飲食」「流通・小売り」「学校」「定番」と4つの業種別メニューから選択できるのが特徴です。

利用するためには会員登録が必要となります。

 

パワーポイント│画像やイラストが多めのチラシに

スライドを作成するためのパワーポイントでもチラシ作りが可能です。

画像やイラストが多めのチラシなら、ワードよりもパワーポイントのほうがおすすめとなります。

 

テンプレート入手先①パワポン

アスクルのネット印刷サイト「パプリ」に登録することで利用できる、パワーポイント用テンプレートのダウンロードサイトです。

用途やシーン・業種やお仕事など、さまざまな検索キーワードから目的に合ったテンプレートを探し出せます。

 

テンプレート入手先②PIXTA

画像や動画の素材サイト「PIXTA」でも、パワーポイント用のチラシテンプレートがダウンロードできます。

印刷サイズを変更することで、ポスターやポストカードまで作成できる点が魅力です。

利用する際はPIXTAへの会員登録が必要になります。

 

Canva│豊富なテンプレートが利用できる

CanvaはWeb上で利用できるデザインツールです。簡単な作業でプロ並みのチラシが作成できます。

無料でもクオリティの高いテンプレートが豊富に利用できますが、有料コースに登録することでさらに自由度の高いチラシ作成が可能です。

 

Picky-Pics│ドラッグ&ドロップで簡単デザイン

Picky-PicsもCanvaと同じく、PCのブラウザ上でチラシ作成が可能となるツールです。

5万点におよぶ素材が用意されており、ドラッグ&ドロップの操作で簡単にデザインを作成できます。

レイアウト作成に便利な機能を備えている点が特徴です。

 

まとめ

 

チラシの作り方についてはデザインに関する部分も多いため、専門知識のない素人には難しいイメージもあります。

しかし、今回紹介した5つのステップと作り方のポイントを理解できれば、スムーズなチラシ作成が可能となるでしょう。

「どうしてもチラシデザインを作成できる自信がない」という方はネット印刷の利用がおすすめです。

プリントアースではチラシ印刷のオプションとして、プロのデザイナーによるデザイン制作コースをご用意しています。

お客様のご要望に応じて4つのプランからお選びいただくことが可能です。

デザインを含めたチラシの作り方でお悩みの場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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