お手軽かつ低コストでチラシを作成するために、無料で利用できるアプリを探している方も多いでしょう。
「高機能のデザインソフトをいきなり使用するのはハードルが高い」と感じる方にも、無料アプリはおすすめです。
本記事では、チラシが作成できるスマホ向け無料アプリを7つ紹介していきます。
チラシデザインを作成する上でのコツも解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
【 目次 】
チラシ作成ができる無料アプリを選ぶポイント
まずはチラシ作成ができる無料アプリを選ぶポイントから、解説していきましょう。
テンプレートが豊富か
アプリを選ぶときにまず注目したいのは、テンプレートの数です。
テンプレートを利用することでより簡単にチラシデザインを作成できますが、種類が少ないとデザインのバリエーションも限られてしまいます。
選択できるテンプレートとチラシの目的・業種が合わない場合、期待するような使用感が得られないこともあるので注意が必要です。
操作はシンプルか
無料アプリの場合は実際にダウンロードしてみて、操作方法が難しくないか確認してから本格的な利用の判断をしましょう。
海外発のデザインツールを利用する場合は、しっかりとローカライズされているかにも注目して選んでみてください。
サイズ調整ができるか
文字やイラスト、写真などのサイズ調整が柔軟にできるかチェックしましょう。
テンプレートの元サイズから各パーツを変更できないと、デザインの幅が狭くなり、オリジナリティの高いチラシを作成することが難しくなってしまいます。
テンプレートのままでは「読みにくい」「不自然に見える」などの問題が発生する恐れもあるため、素材のサイズ調整は必須に近い機能です。
文字の編集も可能か
チラシに掲載する文字の編集機能も、思い描くチラシを作成するために必要なものです。
フォントの種類・カラー・字間の調整など、編集の自由度が高いほど効果的に情報を伝えられるチラシが作成できます。
無料アプリを選ぶ際は、テキスト周りの機能も見逃さないよう注意しましょう。
チラシデザインを手間なく作成できる無料アプリ7選
ここからは、チラシデザインを手間なく作成できる無料アプリを7つ紹介していきます。
気になった場合は、実際にダウンロードして使ってみましょう。
フライヤー&ポスター
「フライヤー&ポスター」は、デザインの経験が少ない方でもフライヤーやポスターを簡単に作成できる、iOS&Android対応のアプリです。
画像やテキストに対するサイズ変更・編集機能も備えており、直感的な操作が可能で使い勝手が良いと評価されています。
海外発のツールであることから、英語表記によるスタイリッシュなデザインの作成に向いています。
Adobe Express(アドビ エクスプレス)
アメリカに本拠を置くソフトウェア企業Adobeが提供している「Adobe Express」もチラシ作成におすすめです。
無料版による利用でも、10万点以上におよぶテンプレートや1,000種類以上のカスタムフォントへアクセスできます。
iOS&Android対応ですが、PC版と比べて一部機能が制限されている点には注意しておきましょう。
Canva(キャンバ)
オンライン上でチラシ作成ができるデザインツール「Canva」も、アプリ版(iOS&Android)での利用が可能です。
PCで作成する際と同様に豊富なテンプレートが利用できるため、デザインの経験が少なくてもプロ並みのチラシが作成できます。
有料版へと移行することで、さらに多くのテンプレートや画像素材を利用できます。
POPKIT(ポップキット)
「POPKIT」はPOPやチラシを作成できるツールで、日本全国のクリエイターが提供する幅広い業種のPOP素材が利用できます。
テンプレートや文字装飾、豊富なフォントが使用でき、素材の編集や背景の変更も簡単にできる点が選ばれている理由です。
無料版だと利用できる素材に制限がありますが、個人なら550円の有料プランに移行することで約8万点もの素材にアクセスできます。
ただし、Android版はリリースされておらず、対応がiOSのみになる点には注意しておきましょう。
Picsart(ピクスアート)
「Picsart」は写真や画像を加工する機能を備えたツールで、動画編集も可能なアプリです。
コラージュ・文字入れ・ステッカー・ペイントなどの機能を駆使することで、本格的なチラシが作成できます。
チラシ向けのテンプレートも選択できるうえに、さまざまなフォント・フレーム・エフェクトを使って、オリジナリティの高いデザインを作り出すことが可能です。
iOS&Android対応で、無料版の場合は利用できる素材の範囲が限定されます。
Promeo(プロメオ)
「Promeo」はSNSにアップする画像や動画の編集に最適なアプリですが、広告向けのテンプレートも豊富に備えているため、チラシ作成にも利用できます。
テンプレートの数は1万点以上におよび、食品・美容・ファッション・健康といったさまざまな分野に対応できる点も支持されている理由の一つです。
iOSとAndroidのどちらでも利用でき、使える素材の数が広がる有料版も用意されています。
VistaCreate(ビスタクリエイト)
VistaCreateは無料で利用できるグラフィックデザインツールで、iOS&Androidの両方でアプリをダウンロードできます。
プロによりデザインされたテンプレートを自由にカスタマイズすることが可能で、チラシ向きの素材も豊富に使用できる点がメリットです。
有料版であれば同一アカウントで複数のメンバーによる作業も可能になるため、チームで運用する場合におすすめのアプリです。
無料アプリのテンプレートをアレンジするコツ
プロが作成したテンプレートを使えば、デザインの経験がなくても高品質なチラシを作成できます。
しかしながら、テンプレートをどうカスタマイズしていけばいいか、悩んでしまうケースも少なくないでしょう。
ここからは、無料アプリのテンプレートをアレンジするコツについて解説していきます。
イメージに合った配色にする
テンプレートをアレンジする際に重要視したいポイントは、チラシの色です。
どんなに素敵なデザインのテンプレートを選んだとしても、チラシのイメージやターゲットに合った配色でなければ、期待するような集客効果は発揮できません。
ブランドが持つイメージやターゲットの年齢を考慮して、テンプレートの配色を変更することがアレンジの第一歩です。
あまり多くの色を使いすぎると読みにくさに繋がってしまう恐れがあるので、最大でも3色程度に絞って同系統の色から選ぶのがおすすめです。
書体をターゲットに合わせる
フォントの種類もチラシが持つイメージに影響するため、優先的にアレンジしたいポイントです。
基本的には配色を考えるときと同様に、ブランドのイメージやターゲットに合わせて書体を選択すれば問題ありません。
力強いゴシック体や繊細な明朝体など、フォントが与える印象を考慮して書体を選んでみましょう。
チラシデザインで悩んだときに利用したいWebツール
テンプレートのアレンジ方法が理解できても、イメージどおりのチラシデザインが完成できるとは限りません。
そこで最後に、チラシデザインで悩んだときに利用したいWebツールを紹介します。
colorate【配色の便利機能が満載】
「colorate」はベースカラーとなる1色を指定することで、相性の良いカラーを含んだ配色パターンを提案してくれるツールです。
指定したベースカラーが持つイメージを解説しつつ「ひかえめで大人しい配色」「カラフルで調和の取れた配色」など、配色例を絵柄と共に表示してくれます。
色相・彩度・明度・グラデーションといった枠で微調整されたカラーパターンも提示されるため、色に関するインスピレーションを引き出したいときに役立つでしょう。
FONTBEAR【フリーフォントの検索サイト】
「FONTBEAR」は、商用利用が可能なフリーフォントを手軽に検索できるWebツールです。
さまざまなフォントが視認性の高い状態で掲載されているため、求めるイメージに合っているかどうかを一目で判断できます。
最新のフォントもカバーされているため、トレンドを探るツールとしても利用できます。
まとめ
PCで利用できる高機能ツールと比較して、お手軽かつ低コストでチラシを作成できる無料アプリは複数あります。
実際に利用する際はテンプレートの数や操作性、編集機能に着目して選択しましょう。
品質を求めつつチラシ作成にかかる手間を省きたい場合は、印刷のプロに依頼することも検討してみましょう。
プリントアースでは35年以上の印刷技術で作られた商品を、ネット印刷ならではの低価格で提供しています。
デザイン面に関しても専属のデザイナーがサポートいたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。