チラシデザインを考える際、参考となる資料がほしいと思った経験はありませんか。
参考事例があれば、高品質なチラシデザインを作成しやすくなるでしょう。
そこで本記事ではチラシデザインの参考になる資料を、Web・書籍からピックアップして紹介していきます。
資料を参考にしながらチラシを作成する際のポイントも解説しているため、ぜひ最後までご覧ください。
チラシデザインの参考になる資料【Webサイト編】
まずはインターネットで閲覧できるWebサイトから、チラシデザインの参考になる資料をピックアップしました。
パンフレット&チラシ見本帳
パンフレット&チラシ見本帳は、食品・宅配・美容・生活雑貨・自動車など、さまざまな分野の印刷デザインが掲載されているサイトです。
希望のカテゴリーを選択することで、デザイン性の高いチラシを一覧で見られます。
Webサイトのタイトルどおり、パンフレットやチラシの見本帳として利用できる便利なサイトです。
Shufoo!
Shufoo!は地域の買い物情報を見るためのサービスですが、スーパーや家電量販店のチラシを多数閲覧できるため、デザインの参考サイトとして利用できます。
実際に配布されているチラシデザインであることから、具体的にキャッチコピーや情報の配置などを学習することも可能です。
利用しているユーザーそれぞれで、気に入った写真やデザインをアップロードできるのがPinterestです。
検索窓にチラシと入力することで、高品質なチラシデザインを表示できます。
類似した画像をおすすめとして表示してくれる機能もあり、デザインの資料探しに便利です。
CHIRASAKU
CHIRASAKUは広告デザインの制作会社で、業種ごとに分けられたチラシデザインを公式サイトで公開しています。
チラシの目的やデザインのポイントなども併せて公開しているため、完成までの流れも意識することが可能です。
Today’s Flyer
国内のみならず国外のフライヤーデザインも閲覧できるのが、Today’s Flyerです。
アーティスティックなフライヤーが豊富に揃っており、無限スクロールで飽きることなく資料探しができます。
なお、バンドに関連したフライヤーが多い傾向です。
Behance
世界のクリエイターが利用している、Adobe社運営のポートフォリオサイトです。
さまざまなグラフィックデザインが集まっており、チラシ関係の画像も簡単に表示できます。
「チラシ」と入力すれば国内の、「flyer」と入力すれば主に国外のチラシが閲覧可能です。
FLYER ARCHIVE JP
FLYER ARCHIVE JPには、映画や舞台の歴史あるチラシが豊富に集まっています。
チラシデザインのアーカイブとして利用されているサービスで、1999年以降の高品質なチラシが一挙に閲覧できるサイトです。
年代・テイスト・カラーなどのタグ付けがしてあるので、思い描いているイメージに近い資料をスムーズに探し出せます。
Creative Market
Creative Marketは、豊富な素材・テンプレートを販売している海外発のサイトです。
フライヤー向けのデザインも豊富に用意されているため、資料探しにも適したWebサイトだといえます。
チラシデザインの参考になる資料【書籍編】
続いては、チラシデザインの参考になる書籍を紹介していきます。
ペライチデザイン チラシ別レイアウト集
国内の身近なチラシデザインを集めた、事例集ともいえる書籍です。
この本を手元に置いておくことで、さまざまなアプローチ方法によって作成された多種多様なチラシデザインを、すぐに閲覧できます。
一枚デザインの構図とレイアウト
構図に注目して集めたチラシデザインが、300ページ以上にわたって紹介されています。
分かりやすい解説も付いているため、デザイン力をアップさせながら資料としても役立つ1冊です。
イメージ別レイアウトスタイルシリーズ
イメージ別レイアウトスタイルシリーズの特徴は、雑誌やフライヤーのレイアウトをそのまま掲載している点です。
読んでいるだけでインスピレーションを受けやすい本で、ジャパンスタイル編・クール&スタイリッシュ編など、さまざまなイメージでシリーズ化されています。
資料を参考にしながらチラシを作成する際のポイント
気に入った資料を参考にしながら、チラシを作成する際のポイントを解説していきます。
自分が思い描くデザインを作成していく過程で、覚えておきたい内容を紹介していくため、確認しておきましょう。
チラシの目的やターゲットを明確にしておく
良質なデザインほど、チラシの目的やターゲットを明確にして作成されている傾向にあります。
また、作成したいチラシのデザインの方向性が明確になれば、参考にしたいデザインも探しやすくなります。
方向性が一致する参考デザインが見つかれば、自分が思い描くデザインへの応用も難しくないでしょう。
掲載予定の写真やイラストを把握しておく
チラシ内で使用する画像やイラストは、全体のテイストに合わせる必要があります。
掲載予定の写真やイラストを把握しておけば、思い描くデザインに近い参考資料を探すことも可能です。
テイストが一致した資料があれば、オリジナルデザインを完成させるまでの時間も短縮できるでしょう。
自分好みのイメージに左右されない
高品質なデザインのチラシは、情報の伝わりやすさ・読みやすさも随一です。
一方で、気に入ったデザインの参考資料のみを使って作成されたチラシは、自分好みのイメージに偏っており、読みやすさを失っていることも珍しくありません。
デザインが完成した際は、読み手の立場になってもう一度全体をチェックしてみるのがおすすめです。
バランスやレイアウトを意識する
デザイン性の高さを求めるあまり、最適なバランスやレイアウトが失われている場合もあります。
レイアウトの基本は押さえつつ、求めるデザインを完成させられるよう作業を進めましょう。
まとめ
チラシデザインの参考資料は、デザインを集めたWebサイトや市販されている書籍などから探せます。
デザインをゼロベースから生み出すのは、慣れていない人にとって大変な作業です。
また、どうしても良いデザインが思いつかないという場合は、印刷会社へ依頼するのもおすすめです。
プリントアースでは、プロの手によるデザインの制作サービスも用意しております。
お客様のご要望に応じて複数のプランから選択できますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。