「自分でチラシを作成できるソフトについて知りたい」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
そこで本記事ではおすすめのチラシ作成ソフトを、タイプごとに分けて紹介していきます。
効果的なチラシ作成のコツや印刷時のコスト低減方法についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
【 目次 】
チラシ作成ソフトを紹介
それではさっそく、おすすめのチラシ作成ソフトを紹介していきます。
今回は8つのチラシ作成ソフトを、以下の3タイプに分類して解説いたします。
- 画像編集型のチラシ作成ソフト
- オンラインサービス型のチラシ作成ソフト
- スマートフォンに対応しているチラシ作成ソフト
画像編集型のチラシ作成ソフト
まずは、画像編集型のチラシ作成ソフトです。
今回は以下の3つについて紹介・解説していきます。
- GIMP(ギンプもしくはジンプ)
- Inkscape(インクスケープ)
- FireAlpaca(ファイアアルパカ)
GIMP
GIMPは無料の画像編集ソフトになりますが、チラシ作成に求められる基本的な機能はほとんど備えています。
描画ツールが豊富に用意されているほか、手ぶれ補正も使用でき、画像の加工や調整などもソフト上で行うことができます。
認知度の高いソフトになるため、使用方法が分からなくてもインターネットですぐに検索できる点がおすすめです。
WindowsとMacの両対応となります。
Inkscape
Inkscapeは美しい曲線が描けることで、幅広い支持を集めている画像編集ソフトです。
プロの愛用者も多く、素材となるデザインの制作やレイアウト作業に適性があります。
無料で利用できるソフトですが、トレース機能や3Dボックスツールなど上質な機能が充実している点も魅力です。
色の表示形式がRGBとなるため、印刷時の色味と若干の差異が生じる点に注意する必要があります。
FireAlpaca
イラストが中心で手書きの味を出したいなら、FireAlpacaがおすすめです。
20種類ものブラシが使用できるだけでなく、追加でオリジナルのブラシも作成できます。
複雑な操作を必要としないため、画像編集ソフトの使用経験が浅い方にもおすすめできるツールです。
WindowsとMacの両対応で、低スペックのパソコンにおいても動作が重くならない点が魅力となります。
オンラインサービス型のチラシ作成ソフト
続いてはオンラインサービス型のチラシ作成ソフトです。
ピックアップしたのは次の2つとなります。
- Picky-Pics(ピッキーピックス)
- FotoJet(フォトジェット)
Picky-Pics
Picky-Picsは、ドラッグ&ドロップの操作で簡単にチラシ制作できるオンラインソフトです。
使用する素材は有料も含めて、写真やイラストなど約5万点から選択できます。
基本のレイアウトパターンが200種類あり、配置した素材を自動で入れ替える機能も便利です。
素材を配置する際にガイドが表示されるため、専門知識がなくても1ピクセル単位で均整の取れたデザインを追求することができます。
FotoJet
FotoJetはチラシデザインやコラージュを簡単に作成できるクラウド型のツールになります。
豊富なテンプレートからお好みのデザインを選択し、写真やテキスト、図形を挿入してチラシデザインを作り上げていく形式になります。
画像の編集機能も備わっているため、オリジナルの写真を加工してチラシデザインに組み込むことも可能です。
スマートフォンに対応しているチラシ作成ソフト
最後はスマートフォンに対応しているチラシ作成ソフトの紹介です。
以下の3つについて特徴を解説していきます。
- Vista Create(ビスタクリエイト)
- Adobe Express(アドビエクスプレス)
- Canva(キャンバ)
Vista Create
Vista Createは10万点以上ものテンプレートからデザインのベースを選択し、内容を調整してオリジナルのチラシを作成していくタイプのツールです。
使用できる素材も、写真や動画など100万点以上あり、有料コースに変更すれば利用できる数が7,000万点以上まで増加します。
iOSとandroidの両方に対応しながらWindowsとMacでも利用できるため、場所を選ばず作業することが可能です。
Adobe Express
プロにより作られたテンプレートやアニメーション効果のプリセットなど、チラシ作成に必要な機能を揃えたソフトがAdobe Expressです。
ドラッグ&ドロップによる簡単操作や、ロイヤリティフリー素材の使用など魅力的なポイントが多数あります。
有料コースに登録することで、さらに豊富な数の素材や高度な編集機能を使用することができます。iOSとandroidの両方で利用可能です。
Canva
専門知識がなくても、プロが制作したようなチラシを作れるソフトがCanvaです。
多彩なテンプレートを使用して、誰でも簡単にチラシをデザインできます。
テンプレート以外にも写真やイラストが利用でき、位置やサイズの変更も自由自在です。
デザインしたチラシの印刷と、自宅までの配送も依頼できます。
有料コースのみにはなりますが、20種類ものAIツールを使ったチラシ作成も可能です。
iOSとandroidの両対応になりますので、スマートフォンさえあれば利用できます。
効果的なチラシを作成するコツ3つ
ここまで紹介したソフトを使用するだけでは、満足のいくチラシは作成できません。
ここでは、効果的なチラシを作成するコツについて解説していきます。
ターゲットは明確にしておく
チラシのデザインや内容は、伝えたい対象に沿ったものでないとあまり効果がありません。
したがってチラシ作成前の段階で、ターゲットを明確にしておくことが求められます。
ターゲットが明確であれば、素材の選択や掲載する情報の選別もスムーズに進み、コンセプトが定まったチラシの作成が可能です。
情報が多すぎないかチェック
情報が多すぎないかチェックすることも、効果的なチラシを作成するコツの一つです。
掲載する情報が多すぎると、本当に伝えたい情報が埋もれてしまうリスクも発生します。
チラシの目的やターゲットに合わせて、掲載すべき情報を選別しましょう。
メリハリを意識したデザインを目指す
効果的なチラシは例外なくメリハリを意識したデザインになっています。
情報に強弱をつけて、重要な部分がしっかりと読者に伝わるデザインを目指しましょう。
強調したい部分のサイズと色を変更し、さらに空白をうまく使うとメリハリの効いたデザインにすることができます。
印刷コストを下げるポイント
チラシデザインが完成したら印刷のステップに移っていきますが、その際にかかるコストも気になるところでしょう。
記事の最後に、印刷コストを下げるポイントについて解説していきます。
納期を長く設定する
印刷コストに大きく影響を与えるのが納期の設定です。
納期をより長く設定することが、コストの削減に繋がります。
しっかりとコストを下げるためには、データ入稿から出荷までのスケジュールに余裕を持たせておくことが大切です。
チラシの紙質にこだわらない
チラシの紙質とサイズに注目してみるのも、印刷コストを下げる代表的な手段の一つです。
紙質についてはより薄い用紙を採用する、サイズについてはより小さな用紙サイズを選ぶ、これらの対応が印刷部分のコスト削減に繋がっていきます。
注意すべきポイントとして挙げられるのは、チラシの高級感や掲載できる情報量に直接影響を及ぼす点です。
コストを抑えられたとしても、チラシとしての効果に期待できなかったら意味がありません。
しっかりと検討して決める必要があります。
さらに目を引くチラシを作成したい方はこちらをご覧ください。
まとめ
今回はおすすめのチラシ作成ソフトを8つ紹介しました。
作りたいチラシのデザインやツールの利用環境などを総合的に判断して、自分に合ったソフトを選択しましょう。
チラシのデザインにこだわりたいなら画像編集型、手軽さを優先するならスマートフォン対応のチラシ作成ソフトなど、選択の基準は人によって異なります。
無料・有料にかかわらず、しっかりと検討してソフトの入手に取りかかりましょう。
チラシ作成ソフトを使いこなす自信がないという方は、プリントアースまでお問い合わせください。
デザイン作成コースをご利用いただければ、しっかりとヒアリングした後にプロの技術でチラシ作成をお手伝いいたします。
ぜひお気軽にご相談ください。