トレーディングカードの画像部分を印刷して、トレーディングカードを自作したいと考えていませんか。
推しアイテムとしてトレーディングカードを作成するケースもあり、作り方の詳細を知りたいという声も増えています。
そこで本記事では、トレーディングカードを印刷して自作する方法を解説していきます。
プロに依頼するメリットにも触れているため、ぜひ最後までご覧ください。
【 目次 】
トレーディングカードとは?
トレーディングカードを自作する方法の前に、トレーディングカードの概要について解説しておきましょう。
収集や交換を目的に作られたカード
トレーディングカードとは、収集や交換をすることを目的に作られたカードのことで、19世紀後半のアメリカが発祥の地といわれています。
当時から著名人・動物などのイラストがカードに描かれており、シリーズ化やカードナンバーなどの要素を経て収集人気が高まっていきました。
ゲーム性を付与したものが大人気に
アメリカでトレーディングカードのゲームが販売されてからも人気は広がり続け、日本においても1990年代に初のトレーディングカードゲームが発売されました。
現在では漫画・アニメ・ゲームを題材としたものが人気を集めており、国内の市場も拡大傾向を維持しています。
オリジナルトレーディングカードの種類
世界的な人気を誇る漫画やアニメのトレーディングカード以外で、オリジナルのトレーディングカードを作成しているケースも存在します。
企業発のイベントやキャンペーン
販促を目的とした企業発のイベントやスポーツキャンペーンで、オリジナルトレーディングカードを配布しているケースがあります。
イベントやキャンペーンに即した情報も閲覧できるような作りになっており、手に入れる機会も少ないことから人気の要因となっています。
自治体発のご当地カード
自治体発のご当地トレーディングカードも、オリジナル性の高さで熱狂的なコレクターからの人気を集めています。
施設の情報や歴史的背景を併記することで、観光事業としての側面も兼ねたカード設計が魅力的です。
推し活目的の自作カード
オリジナルトレーディングカードとして忘れてはいけないのが、推し活目的の自作カードです。
自身の「推し」を題材に、世界にひとつだけのカードを作成する方が増えています。
トレーディングカードのサイズ
最後にトレーディングカードのサイズについてです。
トレーディングカードのサイズに明確な規定はありませんが、流通しているものを見ると以下のようにまとめられます。
|
米国 |
韓国 |
日本 |
スタンダードサイズ |
幅63.5mm×高さ88.9mm (2.5インチ×3.5インチ)
|
幅54mm×高さ86mm |
幅63mm×高さ88mm |
スモールサイズ |
ー |
ー
|
幅59mm×高さ86mm |
日本ではスタンダードサイズとスモールサイズがあり、米国や韓国の主流サイズとわずかに異なることが分かります。
トレーディングカードを自作するために必要なもの
トレーディングカードを自作するために、必要となるものから解説していきます。
- 画像編集ツール
- カードの台紙となる情報カード
- 手貼り用ラミネートフィルム
- 断裁するためのカッター・はさみ
- 直線定規
- のり
- コーナーパンチ
情報カードはカットすることを想定しつつ、トレーディングカードのサイズに近い91mm×55mmを用意しましょう。
情報カードが手に入らなければ、一般的な厚紙で代用が可能です。
トレーディングカードを印刷して自作する5STEP
それではトレーディングカードを印刷して自作する手順を解説していきます。
STEP1:カードの画像部分を準備する
まず、カードの画像部分を準備します。
SNS向けの画像編集ツールを使って、メインの画像を作成しましょう。
トレーディングカードの自作におすすめのアプリは「Picsart」です。
コラージュのグリッドを指定して縦4列・横2列のレイアウトを選択、表裏それぞれ8枚の画像を選んだら枠線を5に設定します。
画像をカードに合わせて調整したらカメラロールに保存して印刷しましょう。
画像の印刷は、ネットプリントを利用したコンビニでの出力がおすすめです。
STEP2:カード本体を作成する
次に、カード本体の作成をします。
印刷した画像をカットして、情報カードにのりで貼り付けます。
はみ出した部分をカットしたら、同じ要領で裏面の画像も貼り付けていきましょう。
ここまででカード本体の作成は終了です。
STEP3:カードをラミネートする
カード本体が完成したら、カードをラミネートします。
手貼り用ラミネートフィルムの薄いフィルムを剥がしたら、カードの画像部分を粘着面側にして貼り付けます。
剥がした薄いフィルムをカードの上に置いた後に、定規を使って粘着面側の空気を念入りに押し出してあげましょう。
同じ手順で裏面にもラミネートフィルムを貼り付けたら完了です。
STEP4:カードの体裁を整える
はみ出したラミネートフィルムをカットしてカードの体裁を整えます。
ギリギリの部分まで切ってしまうと剝がれてしまうため、ラミネートは5mm程度残しておきましょう。
STEP5:コーナーを丸くカットする
最後にコーナーを丸くカットします。
コーナーパンチを使って、カードの四隅を丸く仕上げましょう。
カードの完成度も高まるので、この工程を行うことをおすすめします。
しっかりとしたトレーディングカードを作成したいならプロに依頼しよう!
トレーディングカードの自作方法を紹介しましたが、業者に作成してもらうメリットもあります。
プロの業者に依頼すれば、印刷から加工までの作業を一括で任せることができ、自身で材料を準備する必要もないので、その分の手間も省けます。
また、トレーディングカード自体も高品質な仕上がりになります。
自作では困難だった豪華なホログラム仕様や耐久性を高めるPP加工も、自由に選択が可能です。
しっかりとしたトレーディングカードを作成したいのであれば、プロへの依頼を検討してみてください。
まとめ
トレーディングカードを印刷して自作する方法は、インターネットの動画でも公開されています。
一度コツをつかんでしまえば簡単に作成することが可能です。
しかしながら自作には限界があるので、理想のトレーディングカードの作成が難しいと感じた場合には、専門業者に依頼するとよいでしょう。
プリントアースにおいても、オリジナルトレーディングカードの印刷を承っています。
5種類のホログラムやPP加工、ナンバー入れ、角丸加工など、トレーディングカードに必要なオプションを選択できます。
デザインの制作サービスも利用できるため、トレーディングカード作成でお悩みの方はぜひお気軽にお問い合わせください。