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封筒印刷が可能なサイズについて│基本的な手順や選び方も解説

2024.03.13

封筒を用意する前に封筒印刷が可能なサイズについて知っておくと、適切なサイズ選びとスムーズな印刷が可能になるでしょう。

そこで本記事では、封筒印刷が可能なサイズについて解説し、基本的な封筒印刷の手順や封筒サイズの選び方を紹介しています。

ぜひ最後まで読んでみてください。

 

封筒印刷が可能なサイズとは

 

市販されている封筒にはさまざまなサイズが存在しますが、そのすべてが封筒印刷に対応しているわけではありません。

まずは封筒印刷が可能なサイズについて解説していきます。

 

プリンターによって異なる

結論からいうと封筒印刷が可能な封筒サイズは、使用するプリンターの種類によって異なります。

そのため、封筒印刷が可能なサイズを確認したい場合には、プリンターの取扱説明書を確認することが最も確実です。

原稿を作成するソフトのほうは自分でサイズを変更できるため、問題ありません。

 

任意のサイズに印刷したい場合

取扱説明書に記載されていない封筒サイズでも、プリンターのプロパティを任意のサイズへ変更することによって封筒印刷が可能になる場合もあります。

また、プリンターの選択欄にないサイズでも実際の印刷可能範囲に収まるサイズであれば、印刷は可能です。

ただし、このような方法はメーカーの動作保証外となることを理解した上で、プリンターを使用する必要があります。

 

フラップや窓枠の仕様にも注意

封筒サイズが印刷可能な範囲であっても、フラップや窓枠の仕様により使用できない場合があります。

一部のプリンターでは「窓枠付きの封筒は使用できない」「のり付きの封筒はフラップが閉じてしまう可能性がある」などの注記表が存在します。

注記表を確認せず、無理やり使用してしまうと、予期せぬトラブルを引き起こすきっかけになりかねません。

プリンターの使用に関する注記をしっかり確認し印刷を行いましょう。

 

封筒印刷の基本的な手順

 

次に封筒印刷の基本的な手順について解説していきます。

原稿作成に使用するソフトはWordを想定していますので、参考にしてみてください。

 

1.原稿作成に使用するソフトのサイズ設定

最初の原稿サイズは文書作成向きのサイズになっているため、設定を変更して使用する封筒のサイズに合わせる必要があります。

レイアウトタブから、「サイズ」「印刷の向き」「余白」の設定を変更しましょう。

「サイズ」は印刷したい封筒のサイズを選択し、「余白」は文字のバランスが良くなるよう「狭い」に設定します。

 

2.原稿を作成

Wordの画面を開き原稿を作成します。

宛先となる住所・氏名・郵便番号を書き込み、差出人住所はテキストボックスを使って入力しましょう。

 

3.プリンターのプロパティ設定

原稿が完成したらプリンターのプロパティ設定に進みます。

ファイルタブをクリックし、次に印刷を選択します。

その後、プリンターのプロパティを選択し、基本設定タブを表示します。

基本設定のタブ内にある用紙サイズや給紙方法を正しく設定できたら、封筒印刷の準備は完了です。

 

4.プリンターに封筒をセット

封筒を給紙方法で設定したトレイにセットして、印刷を開始します。

封筒のセットする向きはプリンターの取扱説明書に従ってください。

 

5.印刷

ファイルタブを選択し、印刷ボタンを表示させます。

すべての準備が整ったら、印刷ボタンをクリックしましょう。

封筒印刷は基本的に高度な技術を要することが多いため、何度か試しに印刷をしてから、本印刷を行うことをおすすめします。

もし封筒にシワが発生した場合は、こちらの記事を参考に対処しましょう。

 

封筒サイズの選び方

 

ここでは、適切な封筒のサイズの選び方について解説していきます。

 

書類を折りたくない場合は角形封筒

角形封筒は、一般的な封筒よりも少し横幅が広く、正方形に近い形をしています。

角形封筒は、A4やB5サイズの書類に折り目をつけず収納ができる封筒で、大切な書類・カタログ・パンフレットなどをきれいな状態で郵送することができます。

 

ビジネス用途なら長形封筒

この長形封筒は、一般的な縦に長い封筒のイメージを象徴しています。

ビジネスをはじめ、さまざまな場面で汎用的に利用されており、最も目にする封筒の形状です。

A4・B5の用紙を2つ折り・3つ折りにして収納できるサイズ感で、安価で購入できる点が特徴です。

 

招待状やDMなら洋形封筒

洋形封筒は、長辺に封入口がある封筒のことであり、海外で広く使われています。

国内では主に招待状やDMを郵送する手段として利用されています。

これまで紹介してきた角形封筒や長形封筒と違って、洋形封筒はよりデザインに凝った種類が多くみられます。

 

封筒サイズによる料金の違い

 

すべての封筒は「定形郵便」と「定形外郵便」の2種類に分けられており、発送にかかる料金もそれぞれ異なります。

 

定形郵便

定形郵便とは以下の規格に収まるものを指します。

  • 横9cm~12cm
  • 縦14cm~23.5cm
  • 厚み1cm
  • 重さ50g以内

発送にかかる料金は、重さが25g以内であれば84円、50g以内であれば94円となります。

 

定形外郵便

定形外郵便とは定形郵便のサイズを超えたもので、以下の規格によって分別されます。

  • 横25cm・縦34cm・厚さ3cm・重さ1kg以内のものは「規格内」
  • 縦60cm以内・縦横厚さの合計が90cm以内・重さ4㎏以内のものは「規格外」

発送にかかる料金も細かく分割されており、以下のような形で設定されています。

 

規格内

規格外

重さ50g以内

120円

重さ50g以内

200円

重さ100g以内

140円

重さ100g以内

220円

重さ150g以内

210円

重さ150g以内

300円

重さ250g以内

250円

重さ250g以内

350円

重さ500g以内

390円

重さ500g以内

510円

重さ1kg以内

580円

重さ1kg以内

710円

重さ2kg以内

1,040円

重さ4kg以内

1,350円

 

まとめ

 

市販されている封筒のサイズは多岐に渡りますが、印刷可能かどうかはプリンター自体のスペックで異なります。

特に、小型の家庭用プリンターでは対応できる封筒サイズにも限界があることがあります。

そのため、自身で封筒印刷を行う場合は、封筒印刷ができるソフトやアプリケーションで最初から選択できる一般的な封筒のサイズがおすすめです。

封筒の中身のサイズも考慮しながら、封筒印刷に最適なサイズを選択しましょう。

もし、市販にないオリジナル封筒を希望するなら、プリントアースにご相談ください。

定番サイズ以外に大型の角0サイズ、角1サイズなどにも対応可能です。

デザインの幅も広いため、オリジナリティに溢れた自社特有の封筒を製作可能です。

24時間365日いつでもご注文いただけるので、ぜひご連絡ください。