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封筒印刷に適した封筒の厚さとは?印刷する際の注意点も解説

2024.11.08

封筒の中身をできるだけ透けさせないようにするためには、適切な厚さを選ばなければいけません。

また、封筒印刷を自分で行う際は、使用する封筒の厚さに注意する必要があります。

本記事では、封筒の厚さをどのように選ぶべきか解説していきます。

さらに、厚さのある封筒を印刷する際の注意点も紹介していくので、参考にしてみてください。

 

封筒における紙の厚さの表記方法

 

印刷業界で用紙の厚みを表す際は、「連量」もしくは「坪量」と呼ばれる表記が使用されています。

どちらも用紙の重さを表したものですが、厚さの目安を知る情報として利用されます。

それぞれの表記方法について紹介していくので、確認していきましょう。

 

封筒の厚み:g/㎡ 

封筒の厚みを表す表記は、坪量(つぼりょう)が一般的です。

坪量とは、用紙のサイズを1m四方にした場合の重さで、単位は「g/㎡」(グラム/平方メートル)が使用されます。

 

印刷用紙の厚み:連量か坪量

印刷用紙の厚みを表す表記は、一般的には連量(れんりょう)か先ほど紹介した坪量が使用されています。

連量とは、規定の寸法の用紙を1,000枚積み上げたときの重さです。

規定の寸法としては、四六判・A判・菊判の3種類があります。

同じ連量の用紙でも、基準となる寸法が異なる場合、紙厚は違うということになるので注意しましょう。

 

封筒の厚さで耐久性や透け感が変わる

 

市販されている封筒の一般的な厚みと、その封筒が持つ使用感やイメージを解説していきます。

全体的に封筒の厚さによって、耐久性や透け感が変わる傾向です。

封筒の厚さによる、使用感やイメージを以下の表にまとめました。

 

封筒の厚さ

使用感やイメージ

70g/㎡

・薄手

・濃淡の差がありすぎると透けて見える

80g/㎡

・一般的な厚み

・薄い色の用紙は透けてしまう危険性あり

85g/㎡

・やや厚手

100g/㎡

・厚手

・耐久性あり

120g/㎡

・かなり厚手

・高い耐久性あり

 

実際の厚みと重さは、封筒に使われている素材・紙質・サイズによっても変化します。

透け感が気になる場合は、封筒の種類を変更したり、地紋印刷を利用したりして対策してみましょう。

 

厚さのある封筒を印刷する際の注意点

厚さのある封筒を印刷する際に、注意しておきたいポイントを解説していきます。

 

プリンターごとに対応できる厚さが違う

厚さのある封筒を印刷する際は、事前にプリンターの取扱説明書を確認しておきましょう。

なぜならプリンターの機種ごとによって、対応できる封筒の厚さが限られているケースもあるからです。

取扱説明書が見当たらない場合は、各メーカーのWebページで確認できる仕様一覧をチェックしてみましょう。

 

しわの発生やインク汚れの恐れがある

封筒をセットしたあと、プリンター内への搬送はローラーによって行われるのが一般的です。

しかし、厚さのある封筒だとローラー圧を過剰に受けてしまうため、しわが発生してしまう恐れがあります。

また、ローラーやプリントヘッドが汚れていた場合、厚みのある封筒ほどインク汚れのリスクが高くなってしまいます。

厚さのある封筒を印刷する場合は、このようなリスクも想定しておきましょう。

なお、封筒印刷に対応しているプリンターでも、しわのトラブルを防げるとは限らないため、注意が必要です。

封筒印刷で発生するしわの解消法はこちら

 

厚さのある封筒印刷はプロに依頼するのがおすすめ!

 

厚さのある封筒を自分で印刷しようとすると、さまざまなトラブルが起きる恐れがあります。

リスクを避けるためにも、厚さのある封筒印刷はプロに依頼するのがおすすめです。

ここでは、プロに依頼するメリットを2つ紹介していきます。

 

手間を省ける

封筒印刷に特化している専門業者に依頼すると、自身の手間をかなり省けます。

トラブルに対応する必要もなく、注文後は完成を待っているだけで高品質の封筒が手に入れられるのが魅力です。

素材や紙質も選択できるほか、厚さのある封筒印刷も可能です。

業者によっては、100g/㎡以上の厚手封筒でも受け付けている場合があるため、気になる方はチェックしてみてください。

封筒印刷で使える用紙の種類についてはこちら

 

オリジナル封筒の作成も可能

独自のデザインを厚さのある封筒へ印刷したい場合も、プロに依頼するのがおすすめです。

写真やイラスト、会社のロゴなども高品質で再現できる可能性が高くなります。

また、紙端までの印刷も美しく仕上げることも可能です。

差別化できる珍しい封筒印刷を希望する場合は、ぜひプロに依頼しましょう。

 

まとめ

 

封筒の厚さを表す単位は「坪量」が使われ、1㎡あたりの重さを表します。

この坪量が増すほど厚くなり、封筒の耐久性も高まります。

しかし、封筒の厚みが増える分、封筒印刷の難易度も上がっていく傾向があります。

厚みのある封筒印刷はトラブルを起こしやすく、通常の封筒印刷と比べて手間もかかってしまいます。

封筒印刷がスムーズにいかず困っている、差別化できる特別なデザインの封筒を作成したいという場合は、プリントアースにお問い合わせください。

オリジナル封筒の作成にも対応可能で、多種多様なサイズや複数の加工オプションが選択できます。

少しでもお悩みの場合は、ぜひご相談ください。

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