Adobe InDesign編

ファイル保存について

データは正常に保存(書き出し)されていますか?
ファイル形式は[pdf]で保存してください。
また保存した後に、データが破損してないか、最終レイアウトで保存されているかを確認の上ご入稿ください。

保存時の注意点

必ず書き出し(保存)前には、プリフライトチェックを行ってから書き出ししてください。

InDesignからのPDF書き出し方法

PDFへ書き出し

「ファイル」→「書き出し」

「ファイル」→「書き出し」

書き出しダイアログ

[名前] :任意/ [形式]:Adobe PDF(プリント) ※Windowsは「ファイルの種類」

書き出しダイアログ

PDF書き出しプリセットの設定

「一般」の設定

標準:PDF/X-4:2010
互換性:Acrobat7 (PDF1.6)
オプション web表示用に最適化:オフ

「一般」の設定

※ 透明効果についてのご注意

PDF/Xの規格によって透明効果が保持されない場合があるため、透明効果を使用されていた場合での不具合については、保証できませんので予めご了承ください。
透明効果とはオブジェクトの背景を透明にして重ねる効果の総称です。 透明と名前がつく設定だけでなく、ドロップシャドウやぼかし、光彩、シンボルなどの機能にも含まれています。
注意が必要な箇所は、透明に影響を受けるオブジェクトを含めてラスタライズをして事前に処理をして保存してください。

「圧縮」の設定

カラー画像:ダウンサンプリングしない
グレースケール画像:ダウンサンプリングしない
モノクロ画像:ダウンサンプリングしない
画像データをフレームにクロップ:オン

「圧縮」の設定

「トンボと裁ち落とし」の設定

トンボと裁ち落とし
 [トンボとページ情報]:内トンボ-オン / 外トンボ-オン / センタートンボ-オン
 [種類]:丸付きセンタートンボ
 [太さ]:0.25 pt
裁ち落とし:[天・地・ノド・小口]3mm

「トンボと裁ち落とし」の設定

「色分解」の設定

カラー
 [カラー変換]:出力先の設定に変換(カラー値を保持)
 [出力先]:作業中のCMYK領域 – Japan Color 2001 Coated
PDF/X:[出力インデントプロファイル名]:作業中のCMYK領域 – Japan Color 2001 Coated(設定が選択できる場合に設定してください)

「色分解」の設定

「詳細」の設定

フォント:[サブセットの全フォントに対する割合]:100%
透明の分割・統合:[プリセット]:高解像度 (設定が選択できる場合に設定してください)

「詳細」の設定

※ フォントの埋め込みについてのご注意

基本的に全てのフォントを埋め込まなければお客様の意図しない出力結果となります。
原因は埋め込まれていないフォントが、違うフォントに置き換わってしまう為です。
また、フォントによってはライセンス上、埋め込む事が出来ないフォントがあります。
そのようなフォントをご利用になる場合は、アウトライン化をして頂くか、違うフォントをご利用頂く必要があります。

「セキュリティ」の設定

設定はしないでください。

以上で設定は終了しました。
「書き出し」ボタンをクリックしてPDFを書き出してください。

「セキュリティ」の設定

書き出すと、下図のように、自動的にトリムマークのついたデータとなります。
書き出し完了後、入稿の前には書き出されたPDFデータをチェックをして、データに問題がないか再度ご確認下さい。

トリムマークのついたデータ

アプリケーション別ガイド