み(印刷DTP用語集)

見返し
本の表紙と本文をつなぐ役目がある部分。本文よりも少し厚い紙を使用し、二つ折の一面は表紙の表面に全面接着し、もう一方の面は本文と背側5ミリほどで接着します。全面接着されていない側をさして、特に「遊び紙」と呼ぶこともあります。
右揃え
DTPソフトの機能で、文字組みをする時、複数行のテキストを右端に揃えて段落をつくることをいいます。行揃えには大きく分けて、「左揃え」「右揃え」「中央揃え」「両端揃え」の4種類あります。
ミクストメディア
美術作品制作にあたって、複数のメディアや技法を用いること。またその作品自体を指します。ミクストメディアは、1970年代から美術の世界で使われるようになりました。元々は、シュールレアリズムやダダイズムが、反芸術行為として意図的に作品に持ち込んだ異素材を意味します。今では単に、さまざまな材料を併用して作っているという意味で使われることが多いです。
ミシン加工
チケットやクーポン券の切り取り線などに行われる加工。印刷の後に細かな破線状の切れ目を入れます。ミシン加工をすることで、一部分を切り取りやすくしたり、折りやすくしたりできます。直線にミシン加工をすればよいものは製本ミシン加工機で加工します。ものによっては厳密さを求められるものもあり、この場合には型を作りミシン加工を行います。
ミスチング
印刷機の回転中に、機上からインキが噴霧状になって飛散する現象のこと。とくに高速輪転印刷機に多く発生します。原因は、ローラの摩耗やインキの性質などさまざまに挙げられます。
ミスプリント
誤植のこと。「植」は「写植」の植であり、もともとは活版印刷の組版で間違った活字を植字してしまうことを指します。
見開きページ
書籍や雑誌などのページものを開いた時に対になる、左右ページのことをいいます。「見開き」という言葉は特に写真や図表などが1ページで収まり切れない時に、左右2ページにかけてレイアウトされている場合に使われることもあります。これは「見開き」の他に「見通し」「中開き」と呼ばれることもあります。

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